Snow　Man　初の有観客ツアー開幕、6400人ファンに生報告「デビューしました」「念願かなった」

初となる有観客全国ツアーのステージで熱唱するSnow　Manのメンバー。（左から）目黒蓮、阿部亮平、岩本照、佐久間大介、ラウール、渡辺翔太、深澤辰哉、宮舘涼太、向井康二（撮影・村上　大輔）
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　Snow　Manが8日、デビュー後初の有観客全国ツアーの初日公演を横浜アリーナで行った。昨年1月22日のCDデビューから約1年8カ月半を経て実現。ペンライトや拍手で声援を送る6400人のファンに佐久間大介（29）は「デビューしました！」と生報告した。

　リーダーの岩本照（28）振り付けの「Snow　World」ではファンと一緒にペンライトを使った振り付けを踊り交流。最年長の深澤辰哉（29）は会場を見渡し「やっとこの景色を見られた。Snow　Manの念願がかなった」と喜んだ。この日はデビュー曲「D.D.」など全29曲をパフォーマンス。12月1日発売の5枚目のシングル「Secret　Touch」を初披露するサプライズでもファンを喜ばせた。

　終演後、ラウール（18）は「声が出せない状況でもこんなに熱気が感じられるんだと、凄いテンション上がりました」と興奮冷めやらぬ様子。岩本も「お客さんがいるって改めてありがたいなっていうのを、肌で実感した」と話した。昨年3月からアジアツアーを開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止。延期公演も無観客生配信となっていた。

　快進撃を続けるSnow　Man。昨年はNHK紅白歌合戦に選ばれたが、メンバーが新型コロナウイルスに感染し辞退。岩本は「お話を頂けるのであればぜひ」と今年の出場に意欲を見せた。

　緊急事態宣言の解除後、首都圏開催のジャニーズ主催コンサートは初めてで、感染対策を十分に講じて実施された。ツアーは7都市で全32公演を行う。

　《滝沢副社長　万感「彼らはピンチをチャンスに変えられる」》ジュニア時代から成長を見届けてきた秀明ジャニーズ事務所副社長（39）が終演後の取材に同席。デビュー後を振り返り「彼らはちゃんとピンチをチャンスに変えられるグループなんだなと凄く感じました」と語り「さらに大きい会場で歌う姿も見たい」と願った。同時にデビューしたSixTONESの高地優吾（27）、ジェシー（25）、森本慎太郎（24）も会場を訪れた。岩本は「有観客一発目の公演に同じデビュー日のメンバーが見にきてくれるのはうれしい」と喜んだ。SixTONESは昨年と今年、有観客ライブを実施している。

　【Snow　Man大人気アラカルト】
　☆初週ミリオン突破　デビューシングル「Imitation　Rain/D.D.」で達成。「SixTONES　vs　Snow　Man」名義でリリース

　☆2枚目もミリオン　シングル2作目「KISSIN’　MY　LIPS/Stories」は発売から約2カ月で達成

　☆今年度最高初週売り上げ　初アルバム「Snow　Mania　S1」が初週売上84・1万枚（オリコン調べ）。ファーストアルバムの初週売上枚数では歴代2位

　☆5項目で1位　「オリコン上半期ランキング2021」「アーティスト別セールス部門トータルランキング」などで獲得