“9000人の頂点”飯沼愛、11日デビュー 香川出身18歳、毎日でも飽きない「うどん女優」になる!

[ 2021年10月9日 05:30 ]

笑顔を見せる飯沼愛(撮影・会津 智海)
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 新人女優の飯沼愛(18)が、TBSの主演ドラマ「この初恋はフィクションです」(月~木曜深夜0・40)で11日にデビューする。TBS、田辺エージェンシー、秋元康氏のタッグで、今年1月から開催されたスター育成プロジェクト「私が女優になる日_」に参加。演技バトルで1位となり、主演の座をつかんだ。

 スポニチ本紙の取材に応じた飯沼は、参加者9000人の中から選ばれたことに「私が一番驚いてますよ。“9000人の1位がこれかよ!”って思われないようにしたい」と抱負。小動物のような愛くるしさの中に、強い意志を感じさせる美少女。撮影は7月下旬から始まり「やっぱり楽しいです。“バミリ”とか現場で使われる言葉も覚えられました」と笑った。

 高校が舞台の学園ドラマで、謎の男子転校生を追うストーリー。飯沼が演じる主人公・泉は、勉強は学年1位だが恋愛には奥手という役どころ。「視聴者の方が感情移入しながら転校生を追えるように、愛されるキャラクターにしたいです」と意気込んでいる。

 現場では「人生一回」という言葉を大切にしている。「監督が“人生一回!”って言って本番に入るんです。同じシーンを何回も撮っていると、だんだんと先のことが分かっているような演技になっちゃう。この言葉でリセットできます」。飯沼自身も一回の人生を全力で生きている。

 故郷は香川県。「朝にうどんを食べる“朝う”っていうのがあるんですよ。友達とうどんを食べてから、学校に行ってました。一番好きなのは、やっぱりかけうどん」。名物の讃岐うどんが大好きだ。

 目指すのはそんな“うどん女優”。「まだ“女優です”とは恥ずかしくて言えないけど、いろんな役ができる女優になりたい。コシがあって、毎日食べても飽きない。そんな存在になりたい」。心から「女優です」と言える日が楽しみだ。

 ◇飯沼 愛(いいぬま・あい)2003年(平15)8月5日生まれ、香川県出身の18歳。中学時代はバスケットボール部の副主将で、3点シュートが得意。趣味は読書、ギター。上京した今は休日に生活雑貨店「ロフト」で買い物するのが大好き。憧れの女優は橋本環奈(22)。1メートル55。

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