「おかえりモネ」みーちゃん涙の告白 りょーちんか東京の大学か ネット「切ない」もらい泣きも

[ 2021年10月5日 08:15 ]

連続テレビ小説「おかえりモネ」第102話。亮や東京への思いを吐露する未知(蒔田彩珠)(C)NHK
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 女優の清原果耶(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は5日、第102話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算104作目。清原とタッグを組んだNHK「透明なゆりかご」やテレビ東京「きのう何食べた?」などで知られる安達奈緒子氏が手掛けるオリジナル作品。朝ドラ脚本初挑戦となった。タイトルにある「モネ」は主人公・永浦百音(ももね)の愛称。1995年に宮城県気仙沼市に生まれ、森の町・登米(とめ)で青春を送るヒロイン・百音が気象予報士の資格を取得し、上京。積み重ねた経験や身につけた技術を生かし、故郷の役に立ちたいと奮闘する姿を描く。

 ある朝、ラジオブースの前を1人の女の子が通り掛かる。地元中学生のあかり(伊東蒼)だ。気になった百音(清原)は声を掛けるが、警戒心が強く、あかりは自分のことをなかなか話そうとはしない。あかりのことが気になりつつも仕事に戻る。その夜、亮(永瀬廉)と飲んでいた未知(蒔田彩珠)を迎えに行くと、何だか様子がおかしい…。百音は妹の気持ちをゆっくりと聞き始める。

 未知「ちょっと飲みすぎた。なんで、こっち(海のまち市民プラザ)寄んの?早く家帰ろうよ」

 百音「そんな状態で帰ったら、お母さんたち心配する。ちょっと落ち着いてからにしよう。(ペットボトルを渡し、水)飲んで」

 未知「ありがと」

 百音「りょーちんと一緒だった?」

 未知「うん…」

 百音「りょーちん、海から戻るといっつも待ってるの?」

 未知「うん…」

 百音「そっか」

 未知「でも、いっつもこっちから。船、港に入る日分かるから。連絡すると、普通に来てくれる」

 百音「帰りを待っててもらえてるみたいで、りょーちんもうれしいんじゃないかな」

 未知「でも、いっつもこの時間に帰される。分かんない、もう…。何年断っても分かんない。勝手に、ずっと側にいて、助けてあげたいなんて思ってきたけど。向こうは、好きな人とか、大事な人とか、ホントに要らないと思ってるのかもって(第79話の回想=亮「怖ーぇっ。ごめん。オレそもそも誰かを好きとか、そういうの、もういいんだった。だって、怖ぇじゃん。死ぬほど好きで、大事なヤツがいるとかさ。その人、目の前から消えたら、自分が全部ぶっ壊れる」)。だとしたら、怖くて聞けない…。私は、ずっと何してきたんだろう…。(宇田川さんの絵を見て)あれは海かな?」

 百音「そうだね」

 未知「菜津さん、元気かな…。東京か…。私は、何がしたかったんだろう」

 時折、涙声になりながらの未知の告白。未知は東京国際海洋大学の金子教授(遠山俊也)から研究に専念しないかと誘われている。

 亮か、東京か。SNS上には「みーちゃん…あぁ…切ないなぁ…」「みーちゃん、今までよく頑張ったよ…涙」「告れよ、みーちゃん。告って撃沈しろ。その方がスッキリするって」「みーちゃん、東京行ってもいいけど、逃げるのは良くないよ。自分から行きたくて行かないと。頑張れ、みーちゃん(泣いておる)」「みーちゃん、優等生だし、きっと大学進学も候補にあったはず。でもモネが島から出たり、りょーちんのこともあったりで島に残ったんだろうなぁ。もう好きに自分のために生きてくれ。泣けてきてしまった」「#俺たちの菅波へ。 モネと一緒にみーちゃんの話を聞いてあげてください。外部からの意見も大事だと思います」「みーちゃん良い子すぎて、全日本みーちゃんを抱きしめてあげたい連盟の会長になりそう」「みーちゃん主演で番外編お願いします」「蒔田彩珠、最優秀助演女優賞回」「まさかりょーちんとみーちゃんの共依存っぷりをここまで描くと思ってなかった。恋でも友情でもない、不健康な馴れ合い。朝からえぐいリアルさを突きつけてくる容赦ない脚本だぜ」などの声が相次ぎ、反響を呼んだ。

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