小籔千豊 岸田新首相の「新しい資本主義」に疑問視「本当に手を突っ込めるのか」

[ 2021年10月5日 22:37 ]

小籔千豊
Photo By スポニチ

 お笑い芸人の小籔千豊(48)が5日、ABEMA「AbemaPrime」(月~金曜後9・00)に出演。4日に就任した岸田文雄新首相が掲げた看板政策「新しい資本主義」について、自身の考えを述べた。

 富める者から貧しい層へ富を分配し、幅広い層の所得を引き上げ、消費を活性化、循環させることによって国の成長を促す「新しい資本主義」を就任会見で強調した岸田首相。その考えに対し、小藪は「中間所得層よりも貧しい方たちを救うというのは賛成」と発言。その上で高所得者に高い税金をかけることに「本当に手を突っ込めるのかなと…。多分、政治に影響力のないくらいのお金持ちに税金をかけるけど、すごい大企業とか、トップ(層の高所得者)にかけると言ったら、親玉の政治家たちに、それやめろ、とか言われるのでは」と実現性を懸念した。

 小藪はさらに「ちょっと持っているところに税をかけて、それを分けても額はしれている。形だけそうやっているように見えるけど、パフォーマンスにしかならないんじゃないかと。今のところはえーかっっこ言っているだけでは」と公約を疑問視。「新しい資本主義」を掲げた背景については「前の自民党のイメージとはちゃいまんねん。これからは優しい面をアピールして高評価を得たい、次の選挙を意識してというのは絶対あるやろね」と推測した。

続きを表示

2021年10月5日のニュース