橋幸夫「低音部の声出なくなった」23年5月3日の引退明言、俳優活動などは継続

[ 2021年10月5日 05:30 ]

記者会見でポーズをとる歌手の橋幸夫
Photo By 共同

 吉永小百合(76)とのデュエット「いつでも夢を」や「潮来笠」などのヒット曲で知られる歌手の橋幸夫(78)が4日、都内で会見し、80歳の誕生日となる2023年5月3日をもって歌手を引退すると明言した。

 原因として、声帯の筋肉の衰えを挙げ「2年ほど前から、コロナの影響で歌う機会が減り、低音部の声が出なくなった」と話した。「音楽界が急速に移り変わる中で、歌い続ける熱意もなくなってきた」という。12月8日の東京都福生市での公演を皮切りに、引退の日まで160カ所を回るツアーを実施する。「芸能界引退はないつもり」と、歌手に区切りをつけた後も俳優業は続ける意向。他にも「書道やスプレーアートに興味がある。新しい夢に向かっていきたい」と話した。

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