加藤登紀子 橋幸夫の歌手引退発表に「お元気そうだったのに…。決断は人それぞれ」

[ 2021年10月5日 15:24 ]

大阪で44回目となる「ほろ酔いコンサート」に「よくここまで続いた」と笑顔の加藤登紀子
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 歌手の加藤登紀子(77)が5日、大阪市内でライフワークとなった「ほろ酔いコンサート」(11月23日=梅田芸術劇場、12月25日=ヒューリックホール東京など)の取材会を行った。

 同じ1943年生まれの橋幸夫(78)が80歳で歌手引退を発表したことに驚きを隠せなかったが「住んでる家も近かったし、お元気そうだったのに…。決断は人それぞれかな」と感慨深く話した。自身については「私は歌いたい気持ちが以前より増してる。私、練習あんまりしない人だったから。このコロナで心を入れ替えました」と精力的だ。

 年末恒例で東京では49回目、大阪では44回目となる同コンサートに「ここまでよく続いたとわれながら驚いてます。でもこうなるとどこまで続けようかって野心が沸くのよね」と笑顔。ロビーで客席に振る舞い酒が行われるのが“売り”だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で昨年からは「日本酒のお土産」に変更された。それでも「代わりに私は飲ませてもらいます。ステージで1人だからいいでしょ?」と肩をすくめた。

 ステージには娘で歌手のYae(45)もゲスト出演。「百万本のバラ」、「愛の賛歌」などの名曲に加え新曲「声を上げて泣いていいですか」も披露するという。

 コロナ禍の昨年4月に始めたユーチューブにはまり「新しいライフワークになってる。(コロナで自粛が続く)こういう時こそ、精いっぱい、全精力注いで生きなきゃ心が折れちゃう」と力を込めた。

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2021年10月5日のニュース