「LE VELVETS」佐賀龍彦 病気治療専念で活動休止

[ 2021年9月20日 04:00 ]

 4人組男性ボーカルグループ「LE VELVETS」のテノール担当・佐賀龍彦(40)が19日、所属事務所を通じ、病気の治療に専念するために当面の活動休止を発表した。昨年の検診で「未破裂脳動脈瘤(りゅう)」が見つかり、先日カテーテル手術を行い成功したが、軽度の脳梗塞を併発したという。バリトン担当の宮原浩暢(42)は「今まさに頑張っている佐賀くんが少しでも早く帰ってこられるように、一致団結してグループを守っていきたいと思います」と話した。

 佐賀の活動休止に伴い、10月21日からのコンサートは残りの3人で実施予定。所属事務所は「また4人の元気な歌声をお届けできるよう、最善を尽くす所存でございます」とコメントを寄せた。

 「未破裂脳動脈瘤」とは、脳動脈の壁にこぶのように膨らんだ部分があり、破れていない状態。破裂すると「くも膜下出血」に発展するが、破裂率は0.95%と低い。カテーテル治療が全国に普及しつつあるものの、一般的に3~5%程度の確率で手足の不自由や言語障害などの症状が生じる場合があるという。

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2021年9月20日のニュース