柳家喬太郎 敬老の日に合わせ新作落語動画「健保寄席」を公開

[ 2021年9月20日 05:30 ]

健康保険組合連合会の新作落語動画「健保寄席」に出演する柳家喬太郎
Photo By 提供写真

 落語家の柳家喬太郎(57)が、きょう20日公開の健康保険組合連合会「健保寄席」(全2席)に出演する。

 身近で大事な「健康保険」のさまざまな課題や現状についてより関心を持ってもらうため、今、最もチケットが取りにくいと言われる落語家の新作落語動画2本を制作。特設サイト、公式YouTubeで初披露する。

 「~#笑っちゃうけど笑えない健保の噺(はなし)~」として、関心を持ってもらいたい2大テーマをチョイス。

 まずは「酒と恩返し」と題し75歳以上の医療費窓口負担が現在の1割から2割になることを伝える。高齢化、少子化、医療技術の発達などにより医療費が増え続ける中、今後も国民皆保険制度を維持していくため、来年度後半に予定されているこの窓口負担増を前向きに理解してもらいたいという思いを込めた。

 続く「ばあちゃんとスマホ」は、かかりつけ医とオンライン診療の必要性を訴える。医療を現代に合った仕組みに変えながら一人一人が健康意識を高め、医療費を節約していくことが重要になる。かかりつけ医を持ち、オンライン診療を活用することが医療費削減、国民皆保険制度の維持・運営につながることを訴求する。

 「敬老の日」に合わせ、こん身の芸を披露した喬太郎は「普段の新作落語の時は、何度もやっていくうちに育てていくんですが、今回は一発勝負でそれができない。その上で健保連さんのお伝えになりたい情報をきちんとお伝えしなければならない、こりゃあ厄介だなと思いましたよ」と振り返った。

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2021年9月20日のニュース