加山雄三 立て続けの病を乗り越え「人の助けによって支えられた」 今“絶対に離さないモノ”は?

[ 2021年9月20日 15:39 ]

加山雄三
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 歌手の加山雄三(84)が20日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜正午)に出演し、妻・めぐみさんとのエピソードを明かした。

 2年前に「脳梗塞」、昨年8月には軽度の「小脳出血」と立て続けに病を発症した加山。当時を振り返り、「とにかく動きが変だなと思い、倒れちゃって…分かんないんですよ。そこから後のことはよく覚えてない。ちょっとたってまた元に戻るんですけど、倒れた直後はやっぱり変だったんですよね。不思議なもんですよ」としつつ、「だけど人の助けによって支えられて、そして生き返ってどんどん良くなって」と回顧した。

 入院生活中、ろれつが回らなくなり、リハビリで時間がかかったという。「悔しかった。しゃべりたいけど何を言っているのか分からなくなっていって、それが1番困ったなと思って」と加山。「まあ今は99パーセントくらい(回復した)と思うんですけど、1番良かったのは歌が歌えたっていうこと。声が元通りになった、全然おかしくないから。歌ってみたら歌えるからこれが1番うれしかったね」と声を弾ませた。

 闘病生活を支え続けた妻のめぐみさんと結婚51年目を迎えたという。「半世紀ですよ。今でも一生懸命ですよ」と明かしつつ、MCの黒柳徹子(88)に左手薬指にはめた“金の指輪”を見せた加山。「これ(結婚50周年)金婚式なの。僕が本物の金でちゃんと作って『これからはめようぜ』って、お互いにはめて。今では絶対に離しませんからこれ」と断言し、「今までこういうのをやってきていないですから。金婚式から始まったから!」と笑顔で語り、カメラに向けて左手の握りこぶしを見せていた。

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2021年9月20日のニュース