石黒賢 監督から「来週から…やせてきて」指令 1週間で体重5キロ減に成功した食事方法とは

[ 2021年9月20日 11:47 ]

俳優の石黒賢
Photo By スポニチ

 俳優の石黒賢(55)が19日放送のフジテレビ「なりゆき街道旅」(日曜正午)にゲスト出演。主演を務めた1993年放送の同局ドラマ「振り返れば奴がいる」の裏話を披露した。

 医療現場の派閥争いを描いた同作。織田裕二(53)とともに主演を務め、石黒は外科医役を演じた。

 「本当に寝られなくて。1日2時間(睡眠)みたいな日がずっと続いた。撮影は押すし、オペのシーンなんて時間かかるんですよ」。それでも役作りにストイックだった石黒。「俺は吹き替えが嫌いだから、ここ(手元)しか映らないけど、縫合のシーンは『俺がやる』って。裏でお医者さんにやり方を教わった。どれだけ俺は織田裕二より早く縫えるか、みたいな。まあ、あいつはどう思っていた知らないけど」と懐かしんだ。

 劇中では、がんに侵される設定もあり、監督からは「来週、がんになるから痩せてきて」と言われたそう。石黒は「こっちもええ格好しいだから、痩せてやろうじゃないかと」。それからは、こんにゃくと豆腐を食べ続けた。「豆腐は4分の1に切って。箸で食べると一口で終わっちゃうから、つまようじでちびちび。お腹いっぱいになっていないんだけど頭がだまさて“お腹いっぱい信号”が出る。それで1週間やって5キロ痩せた」。体を絞ることに成功した一方で「肌はガサガサ、髪の毛はバサバサ。イライラした」というが「織田裕二といがみ合う設定だから良かった」とポジティブに受け止めたことを明かした。

 撮影期間中は「織田裕二とプライベートの話をした覚えがない」。ドラマが終了して数カ月後、撮影で久々に再会したときに「『休みの日は何してるの?』みたいな」と初めて私生活の話題で盛り上がったそうで「そのときが初めて。一回終わってほどけてますからね」と振り返った。

続きを表示

2021年9月20日のニュース