舛添要一氏 都知事辞職で警護離れても恐怖より自由実感「やっと監獄から出された」

[ 2021年9月19日 18:11 ]

舛添要一氏

 前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏(72)が19日、ABEMA「ABEMA的ニュースショー」(日曜正午)に生出演し、都知事時代の窮屈な生活について明かした。

 番組では、脅迫などの被害を受け、身辺警護を依頼するユーチューバーが増えている問題についてピックアップ。14年の都知事選に当選した舛添氏は在任中、要人ということで常にSP(要人警護)が付いて回っていたという。MCの千原ジュニア(48)から「ある日、突然SPが付かなくなるわけでしょう?怖い思いは?」と辞職後について尋ねられると、「いやあ、楽ですよ」と安堵の言葉を漏らした。

 襲われる恐怖より、解放感が勝ったという。「好きなように動けるから。散歩も行けないし。どこに行っても付いてきますから。仕事だからしょうがないけど。スーパーへ買い物に行くのにも付いて来るから」と、息苦しさも痛感。「もちろん、守られているのはいいですよ。だけど、なくなったらほっとする。自由だと。やっと監獄から出されて、好きなところを好きなように歩ける」と振り返った。

 16年、自身の公私混同問題で辞職した。急にSPがいなくなったが、「バレなかった。朝早くとか(に行動した)。あまり人出がないときに動きます。それは気を遣います」と、行動の時間帯をずらして不測の事態に備えていたことを明かした。

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2021年9月19日のニュース