石井ふく子さん 盟友・橋田寿賀子さんとの思い出を回想

[ 2021年9月19日 17:09 ]

橋田壽賀子さん(左)と石井ふく子さん
Photo By 提供写真

 テレビプロデューサーの石井ふく子さん(95)が20日、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」(月~金曜前5・00)にゲスト出演する。

 今年4月4日、急性リンパ腫のため95歳で亡くなった脚本家で盟友・橋田壽賀子さんとの60年にわたる思い出をつづった「家族のようなあなたへ―橋田壽賀子さんと歩んだ60年」(世界文化社)を8月27日に出版。“シルバーウィーク”の特別企画として、TBSの後輩であるパーソナリティー生島ヒロシ(70)の電話インタビューに答えた。

 「あんたは私より一つ下。私はあんたの一つ上なんだよ」

 橋田さんが亡くなる1カ月月前、病床の本人から石井さんの元に届いた電話だった。

 石井さんは「初めてです。そんなことを言う人じゃないんで…。“橋田文化財団を今後、頼むよ”“ちゃんとやってね”と言うからウンと言ったら、“ウンと言わずにハイと言え”と怒られました」と振り返った。

 生島が「よくケンカもされたんでしょうね?毎晩、夜11時頃にお電話をし合ったんでしょ?」と聞くと、石井さんは「年中(ケンカを)やってました。お互い独り暮らしですので、何かあるとイケナイと思って…。たまたまかけないと、ものすごく怒られますから。“ごめんなさい”とこっちが言わないといけないんです」と懐かしんだ。

 そのほか、石井さんと生島の共通の“キーマン”諏訪博元TBS社長の話、原節子さんとエピソードなどについて語り合った。石井さんは21、22日にも出演する。

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2021年9月19日のニュース