松本人志 SNSでの中傷厳罰化に「名前を隠して何かできる状況を何とかしないと」

[ 2021年9月19日 11:52 ]

松本人志
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 お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(58)が19日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。SNSでの誹謗(ひぼう)中傷に厳罰化の流れが出ていることについてコメントした。

 かねてから問題となっていたSNSでの誹謗中傷。16日に行われた法制審議会総会で上川陽子法相は、刑法の侮辱罪について、「拘留(30日未満)か科料(1万円未満)」という現行の法定刑に、「1年以下の懲役・禁錮または30万円以下の罰金」を追加するという内容の検討を諮問した。厳罰化に伴い、公訴時効も現行の1年から3年に延長となる。

 松本は厳罰化されても、捜査の難しさなど、問題は残るとし、「難しいと思うよ。一歩前進したと思うけど、あおり運転のなんやらみたいなもんで、どっからがあおり運転か、異常に難しいと思うな」と感想を語った。

 「何をもって侮辱かですよ」とも話し、自身のSNSでの対策を聞かれると、「僕は一定の距離を置いているというか」と回答。「僕はその厳罰化と言うより、名前を完全に隠して何かできる状況を何とかしないといけないんじゃないかなって。書き込むときに名前や住所を書く必要はないけど、なんかあった時にはすぐに身元が分かるような状況にはしないと」と私見を延べた。

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2021年9月19日のニュース