小川直也氏 初めて明かす橋本真也さんとの「1・4事変」の裏側「猪木さんに、ちょっと来いと言われて」

[ 2021年8月24日 09:10 ]

小川直也氏
Photo By スポニチ

 92年バルセロナ五輪・柔道男子95キロ超級銀メダルの小川直也氏(53)が、23日深夜放送のカンテレ「こやぶるSPORTS超」(月曜深夜0・25)に出演。プロレス界でライバルとなった橋本真也さんとの思い出を振り返った。

 小川氏がプロレスに転向して、97年4月12日のデビュー戦の相手となったのが橋本真也さんだ。その後も名勝負を繰り広げた2人だが、特にプロレスファンの間で語り草となっているのが99年1月4日。小川氏がパンチやキックなどを繰り出し圧倒的な勝利を収めたものの“これはプロレスなのか”と問題視されたこともある通称「1・4事変」で、小川氏が「暴走王」と命名された因縁の試合でもある。

 小川氏は「これは、みんなに話していないことですが」と初めて明かす話として、「猪木さんに、ちょっと来いと言われて」と試合前にハッパを掛けられたことを告白。「これは世紀をかけた一戦にするから、お前やってこい」と肩を押され、「一方的に蹴りまくって、最後は蹴って、リングから出すまでやれ、と言われたんです」と、裏では過激なアドバイスがあったという。

 もちろん、猪木氏は師匠。小川氏は「やれってことは、NOとは言えないので、こっちはやってこないといけない訳で」とそのまま実行して、あの「1・4事変」が生まれた。この一件は、プロレス界を飛び越えるニュースになったが、今になって改めて振り返ってみると、小川氏は「結局、最後は猪木さんが絵を描いたんだな、と。そこまで読んで」と推測。“名プロデューサー”猪木氏のシナリオだったと感じているようだった。

続きを表示

2021年8月24日のニュース