山崎まさよし 活動25周年、新たな決意「新しい発見を求めてる。そういう欲求は絶えない」

[ 2021年8月24日 22:00 ]

東京・新宿の日清食品パワーステーションリブートで有料配信ライブを行った山崎まさよし。
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 歌手の山崎まさよし(49)が24日、東京・新宿の日清食品パワーステーションリブートで有料配信ライブを行った。代表曲「One more time,One more chance」や「セロリ」、25周年記念アルバム「STEREO 3」(9月22日発売)の収録曲「Updraft」など10曲を披露した。

 山崎は1998年に閉場した前身のライブハウス「日清パワーステーション」のステージにも立っていた。「マンスリーのアコースティックライブに出させてもらってた。ステージがもう少し高くて」と懐かしそうに語り、「若いバンドの人の登竜門的な存在だった。もう20数年前ですね。思い出深いです。またここでできるとは思わなかった」と嬉しそうに話した。

 8月25日が1958年に日清食品がチキンラーメンを発売した記念日。これを記念して、25周年の山崎にチキンラーメン25箱(計750食)が贈呈された。ライブ終了後のステージに積み上げられた段ボール箱を見て笑いながら「ウチの親父の学生時代の食を支えたんです。僕も大好きで、非常にうれしいです」と喜んだ。一方で山崎は1971年生まれで「僕はカップヌードルと同い年なんですよ」と笑った。

 現在は弾き語りのツアー中。コロナ禍ならではの苦悩もあり、「お客さんがマナーを守って、ディスタンス取って座ってくれてる。でもマスクをしてるから、喜んでるのか悲しんでるのか分からない。ひょっとしたら、怒ってるんじゃないかと思ってしまう。できるだけコミュニケーションを取りながらやってるんですけど、もどかしいですね」と話した。この日は弦楽器のバックバンドがいたが、弾き語りツアーでは1人。歓声が禁止されている中でステージに立つのは「めっちゃ孤独ですよ。恐ろしいですよ」と苦笑した。

 25周年の節目を過ぎたが、音楽活動には「終わりがないんですよ」と持論を展開。「音楽を続けていくために、新しい発見を求めてる。そういう欲求は絶えないですね。ギターも楽器もアンサンブルも終わりがない。そういうことがあるうちはずっとやるし、もっと見つかればいいなと思います」と話した。

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