クイズ王・伊沢拓司 サッカー断念して勉強へ「自分の心を埋めてくれるものが勉強なんだなと」

[ 2021年8月24日 14:45 ]

 クイズプレーヤーでタレントの伊沢拓司(27)が24日、テレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。勉強に向き合うようになったきっかけを明かした。

 伊沢は東大合格者40年連続日本一の東京・開成高出身で、全国高校生クイズ史上初の個人2連覇を達成。東大から東大大学院に進学し、テレビ引っ張りだこの超売れっ子クイズ王となった。

 幼い頃は特に勉強ができるほうでなかったといい、「ずっとサッカー少年で、最初にいろいろな国を名前を覚えたきっかけもサッカーだった」と回顧。「当時は朝起きたら学校行ってサッカー、夕方も授業終わったらサッカー、次第に自分が上手じゃないことがわかったんです。知識が当時から好きではあったので、こんだけ凄い人がいるのかとか段々と構造的に分かってきて、自分がいかにうまくないかがわかって、小学校3年生ぐらいでサッカー選手は無理だなと思って。そこが勉強に向き合うというか、自分の心を埋めてくれるものが勉強なんだなと思ったタイミングだった」と、サッカー選手を断念したことが勉強に向き合うきっかけになったことを明かした。

 小学校から私立に通っており、埼玉県から東京へ1時間かけて通学。「電車の中ではずっと本を読んでいた」といい、「もともと平仮名は小学校に入るまではあまり読めなかったんですけど、周りの人が読める中で僕だけ読めない状態で、保育園から入ったので、読めるようになったので、達成感がすごくて。それで本に入っていって。織田信長の一生を書いた漫画が家にあって、それが手に取った初めての漫画で、漫画の面白さと織田信長の面白さがまざって僕の中に入ってきて、それで歴史が好きになった。ずっと小学校1~2年時に電車の中で歴史の本を読んでいました」と振り返った。

 「電車は揺れるので、どんどん目が悪くなっちゃって、一気に小学2年生でメガネになって、そこからずっとがり勉っぽい感じでいましたね」と苦笑。「本の虫って感じでしたね。歴史の人物の逸話は小学生からしたらただただカッコイイ。当時は戦国武将とかに憧れを持っていました」と明かした。

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2021年8月24日のニュース