辛坊治郎氏 太平洋往復中に思った「儲かるからって講演に人生の残り時間を使うのはどうなんだ」

[ 2021年8月24日 17:12 ]

大阪に無事到着した辛坊治郎氏(C)ニッポン放送
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 小型ヨットでの太平洋単独「往復」に成功したキャスターの辛坊治郎氏(64)が24日放送のニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月曜~木曜後3・30)に電話出演した。

 「きのう全く寝てないんですよ。そろそろ寝なきゃいけないなっていう時に、お祝いするじゃないですか。お祝いするということは昼間っから酒盛りしますよね。だから、今完全に出来上がっています」と笑わせながら「はっきり言って奇跡みたいなもんです。無事に帰ってこれたのは偶然です」とコメント。共演者から「(家族に)再会したら第一声、なんと伝えたいですか?」と問われると「どうも」だと明かした。

 「死生観変わった?」という質問には「人は必ず死ぬということがよく分かりました。死ななかった人は歴史上1人もいないんですね。だから必ず死ぬわけですよ。そうすると、生きている間に何するかって考えたときに、いくらお金が儲かるからといって講演に行ってしゃべって人生の残り時間を使うのはどうなんだって、今回真剣に思いましたね」と語った。

 辛坊氏は4月9日に大阪を出発し、6月15日(日本時間6月16日)に米サンディエゴへ到着して太平洋単独無寄港横断を達成した。その後、7日間の休養と整備を経て再び日本へ向けて出発。24日午前9時19分に大阪・淡輪ヨットハーバーに到着した。

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