坂上忍 小山田圭吾のいじめ謝罪方法に疑問符「ツイッターやYouTubeで済ませるのは大反対」

[ 2021年7月19日 14:25 ]

坂上忍
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 タレントの坂上忍(54)が19日、MCを務めるフジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)に生出演し、東京五輪開会式の楽曲製作を担当するミュージシャン「コーネリアス」こと小山田圭吾(52)の過去のいじめ問題について私見を語った。

 小山田は10代のころ、障害を持つ生徒や同級生へのいじめ行為を武勇伝のように語ったことが、音楽専門誌などにインタビューで掲載されていた。小山田は退任辞任の意向を示していない。東京五輪組織委員会は、この問題について事前に把握しておらず、武藤敏郎事務総長は「このタイミングでありますので、彼には支えていってもらいたい」と退任を否定した。

 モデルでタレントのアンミカ(49)は「ずっと(小山田が)出続けることで、この記事が出続ける。その影響力を思うと、自分が辞することでけじめを付けるという形があってもいい」と、騒動に決着を付けるには小山田の辞任も選択肢と指摘。タレント野々村真(57)も「まず出て来て、文面ではなく、謝罪をするのが一番だと思う」と語った。

 出演者らの批判的な意見をまとめるように、坂上は「俺はみんなの(意見)、全部だな」とポツリ。小山田の告白は当時から一部ネット上でされ続けており、坂上は「一番ダメなのは、組織委員会だと思う。何でこんなことすら調べられなかったのか?逆に、調べられなくて、誰の紹介か知らないけど、なあなあの中にキャスティングして、調べてなかったから、逆におおごとになっちゃったわけじゃないですか?」と首をかしげた。

 小山田本人に対しては、「アンミカが言ったみたいに、謝罪文もあったけど、基本、全部受け身でやってる」とし、「まこちゃん(野々村)が指摘したように、俺もツイッターはダメだと思う。ミュージシャンの人とかって、ちゃんと謝罪する人もいるけど、ツイッターとかYouTubeで済ませるというのは、俺は大反対」とツイッターによる“一方通行”の謝罪には疑問符。「本当にこれまずいなと思ったら、やっぱり肉声で自分の顔をさらして、けじめ付けるって言うんだったら付けないと、納得感は得られない」と指摘した。

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2021年7月19日のニュース