日暮熟睡男 今年も起きる!4年に1度「五輪イヤー」に登場する伝説の警察官 19日「こち亀」新作に登場

[ 2021年7月19日 05:00 ]

19日発売の週刊少年ジャンプに掲載の「こち亀」の扉絵。両津勘吉(前列中央)と日暮熟睡男(後列中央)ら(c)秋本治・アトリエびーだま/集英社
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 2016年9月に週刊連載を終えた人気長寿漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(秋本治氏作)の新作読み切りが、19日発売の週刊少年ジャンプ(集英社)に掲載され、夏季五輪のたびに目を覚ます“伝説の警察官”日暮熟睡男(ひぐらし・ねるお)が登場する。4年間の睡眠が必要という特殊な体質の持ち主。扉絵ページには寝起きの日暮の顔とともに「変わらず元気にご帰還です!」との文字が添えられた。

 日暮は1980年モスクワ大会から登場。本来、東京五輪が行われるはずだった昨年7月にも目を覚ましたが、主人公の両津勘吉がコロナ禍で延期となった経緯の説明を面倒くさがり「今は2019年だ」とだまして寝かしつけていた。そのためファンの間では、イレギュラー開催となった今年の東京五輪を前に「1年の睡眠で起きられるのか」と登場が不安視されていた。

 日暮のエピソードは、40年間に及ぶ週刊連載を続けた「こち亀」でも人気の企画。70年代オカルトブームからの着想で超能力を持つスーパー警官だが、その反動で長い睡眠が必要な設定とした。流行や世相の変化を秋本氏らしいギャグで表し、五輪ごとの登場ながらファンに深く愛されている。秋本氏にとってもお気に入りで、19年のスポニチ本紙取材に「僕の中で日暮が動き始め、どうすればいいか考えている」と話していた。

 今月16日には日暮の話のみをまとめた特別編集本を発売。秋本氏は「1回だけ登場するキャラのつもりが、4年たつたびに読者がはがきで教えてくれて、まさかの恒例行事になりました」と感謝のコメントを寄せていた。

 日暮の登場は今回で11大会連続。これは五輪選手と比べると、12年ロンドンまで10大会出場したカナダの馬術、イアン・ミラー選手(74)を上回る“新記録”。五輪と漫画はもちろん違うが、1976年の連載開始から45年で成し遂げた「こち亀」の11大会連続も立派な大記録だ。次に狙うのは12大会連続となる24年パリ大会。ただこれも3年後とイレギュラー。日暮が目を覚ますかどうか、注目される。

 《ゴルゴに並ぶ?201巻発売へ》「こち亀」単行本の5年ぶり新刊となる201巻が10月4日、発売される。週刊連載終了後、不定期に発表してきた作品など10本を収録。「こち亀」は200巻で「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」としてギネス世界記録に認定されたが、今月5日、さいとう・たかを氏(84)の「ゴルゴ13」が201巻を発売しギネス認定された。ゴルゴの202巻の発売時期によっては「こち亀」が並ぶ可能性があるが、関係者は「秋本先生は巻数にこだわりはないと思います」と話している。

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