坂上忍 バッハ会長歓迎会に苦笑い「このタイミングでの空気の読めなさにイラついている」

[ 2021年7月19日 15:43 ]

坂上忍
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 タレントの坂上忍(54)が19日、MCを務めるフジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)に生出演し、18日に東京・赤坂の迎賓館で開かれた国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長の歓迎会について私見を口にした。

 会にはIOC側からバッハ会長ら約20人、日本側から菅義偉首相、東京五輪組織委員会の橋本聖子会長、小池百合子都知事ら約20人が出席した。

 日本オリンピック委員会(JOC)元参事の春日良一氏によると、歓迎会は国際儀礼と定められた大事なもので、通常ならばIOCや開催国の主賓、各競技連盟の関係者ら300~400人規模で開催されるという。今回はコロナ禍とあって、会ではソーシャルディスタンスは十分に保たれ、食事や酒は振る舞われなかったという。

 それでも坂上は、国民に負担を強いる中で開催したことを疑問視。「この歓迎会に関しては、多くの人が感染対策うんぬんじゃないと思っていて。このタイミングでの、この空気の読めなさというのにイラついているんだと思う」と指摘した。さらに、「オリンピックを開催する側の人が、春日さんの言う通り、国際儀礼…『そんなすごいことだから、やらなきゃいけないんですよ』って、やってしまうその空気の読めなさの方が」と疑問を呈し、「もっとやりようがあるのに、やらないんですよ。そこがもったいない」と苦笑いした。

 FNNが今月17、18日、全国の18歳以上の男女1179人を対象に行った最新の世論調査の結果では、菅内閣を「支持する」と答えたのは39・0%で、先月と比べ4・4ポイント減。「支持しない」と答えたのは、先月比3・9ポイント増の55・5%だった。内閣支持率が30%台を切る世論調査もあり、坂上は「支持率のことを気にするんだったら、ホントいろんなやり方があるのに、何でそこに目を向けないんだろうな?と思ってしまう」と首をかしげた。

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2021年7月19日のニュース