志らく 五輪開催に対するブレない思い「オリンピックだけ特別視が物凄く気持ち悪い」

[ 2021年7月19日 18:33 ]

落語家の立川志らく
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 落語家の立川志らく(57)が19日、ニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月曜~木曜後3・30)に、帰路もヨット太平洋横断に挑戦中キャスター辛坊治郎氏(64)に代わり、期間未定で月曜日の助っ人パーソナリティーとして生出演。開催迫る東京五輪についての思いを明かした。

 「私は長らく東京オリンピックは中止、延期を言ってきた。今さらそんなこと言ってもどうしようもならないんだけど…」と前置きしたうえで、「その軸になるのは、オリンピックだけが特別視されているっていう、これが物凄く気持ち悪いんです」と志らく。

 「庶民というのは私を含め、オリンピックと子供の運動会のどちらが大事か?と言われたら迷いなく子供の運動会。運動会とかが普通に行われていたなら、オリンピックを応援できるわけだけど、そこ(運動会)を潰されてオリンピックの応援というのは、物凄くモヤモヤしたものが残ってしまう」と吐露した。

 オリンピックが特別なものであることは理解しているものの、世間一般の考えはやはり身近なものが大事だという。「オリンピックと運動会を同じに並べて考えるのは確かにおかしいんだけども。庶民というのは世界の動きよりも、自分の生活、自分の家族が幸せになることが1番だから」と志らく。「それが壊されてまでオリンピックというふうに言えない、私はそう思っているんです。だからオリンピック開催を手放しで喜べないのはそこにあって」と打ち明けた。

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2021年7月19日のニュース