高岡早紀 朝ドラ初出演 「私でいいんですか?と思った」

[ 2021年7月19日 08:20 ]

連続テレビ小説「おかえりモネ」で高村沙都子を演じる高岡早紀(C)NHK
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 【牧 元一の孤人焦点】女優の高岡早紀(48)が19日放送のNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」で朝ドラ初出演した。主人公の百音(清原果耶)がスタッフを務める報道番組の責任者・高村沙都子役。高岡は「強い信念を持ち、報道に対する熱い思いがある女性。応援していただけたら、うれしいです」と話した。

 デビューから33年で、これまでNHKのドラマにも数多く出演。大河ドラマも1999年の「元禄繚乱」、2014年の「軍師官兵衛」で経験したが、朝ドラには縁がなかった。

 「声を掛けていただいて、純粋に、うれしかったです。ずっと、朝ドラには呼んでいただけないんだろうな、と思っていました。一般的に、朝ドラタイプじゃない役のイメージで通っていますから」

 最近では、映画「リカ ~自称28歳の純愛モンスター~」の怪物的な主人公のイメージが浸透。長く言われ続けてきた「魔性の女」をテーマにした初エッセー「魔性ですか?」も5月に刊行したばかりだ。

 「朝ドラで私が演じられる役があったんだ!?と思いました。まさか、このような役で声が掛かるなんて思ってもみなかったので、びっくりしました。私でいいんですか?と思いましたね」

 演じる高村沙都子はテレビ局の社会部気象班デスク。常に正確な情報を視聴者に伝えることに強いこだわりを持ち、自らの考えを率直にスタッフらに伝える。

 「堅い役は難しいです。今まで演じて来た役の中で最も堅いかもしれません。収録では毎回、今までにない緊張を感じます。若者たちの中で自分がリーダーシップを発揮して、まとめなくてはいけない、若者たちに自分の背中を見せていかなくてはいけない、と。それは女優の仕事を離れ、1人の女性としても大変なことですが、私自身、とても新鮮な気持ちで取り組ませていただいています」

 19日放送の初登場シーンでは、初めてテレビ局を訪れた主人公の百音らの前にさっそうと登場。険しい面持ちで「正確さが担保されないと困ります」と主張しながらも、相手の意見をしっかりと聞いた上で判断を下す、理知的なところを見せた。

 「私は意外にきっちりしているんです。どちらかと言うと堅物タイプの部分も持っています。自分の中にないものはなかなか演じられません。どのプロデューサーもそうだと思いますが、その俳優の中に全くない役を依頼することはないでしょう。みなさん、ちゃんと見てくれているんだと思います」

 しかし、やはり、面白いのは、怪物的な「リカ」がはまる女優、「魔性の女」と称される人が、全くイメージと異なる役柄を演じるミスマッチの妙だろう。

 「そう思われる女優でいたいです。いつものイメージじゃなく、全く違う面を見たいと思われるのは、私も楽しいですから」

 役者としての振り幅の大きさを楽しめる朝ドラになりそうだ。

 ◆牧 元一(まき・もとかず) 芸能取材歴30年以上。現在は主にテレビやラジオを担当。

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