加藤浩次 小山田圭吾のいじめを知らなかった組織委員会に「身辺検査してないのがどうなんだろ」

[ 2021年7月19日 11:48 ]

加藤浩次
Photo By スポニチ

 お笑いコンビ、極楽とんぼの加藤浩次(52)が19日、MCを務める日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)に出演。東京五輪開会式の楽曲を担当するミュージシャン「コーネリアス」こと小山田圭吾(52)が過去の雑誌インタビューで告白した学生時代のいじめ加害に批判が集まっている問題について、コメントした。

 小山田は94年1月発行の「ロッキング・オン・ジャパン」(ロッキング・オン)と95年8月発行の「クイック・ジャパン」(太田出版)で、同級生を箱に閉じ込めたり、障がいのある生徒をからかったりしたことを自慢げに語っていた。16日には自身のツイッターで謝罪しつつ、辞任の意向は示さなかった。

 17日、大会組織委員会の武藤敏郎事務総長は「小山田さんが例の謝罪をされたというのを私どもも十分、理解した。彼は今、現時点において十分に謝罪をして反省をして、倫理観を持って行動したいと言っている。我々は当初、知らなかったのは事実だが、現時点においては小山田の弁明も伺って、引き続き、このタイミングなので、彼には支えていってもらいたい、貢献してもらいたいと考えている」と擁護した。

 加藤は「僕が単純に思うのは、組織委員会なんだと。分かってるじゃん。25年前にこの記事出したの」と発言し、「何でそんな身辺検査してないで、武藤さんも『知らなかったんだけど』って言ってる。そこの身辺検査しなかったら誰もプラスになりませんし、誰も得してない、今回のことに関して」と持論を展開。「じゃあ小山田君が『こういうこと過去にあったから、断ります』ってその場で言うんだろうか?組織委員会から依頼があって、『やります』ってやった。(しかし)過去にそういうことがあった、じゃあそこに組織委員会が調べてないと、全部そこが問題のような気がするのね」と指摘し、理由については、「だってそれ(小山田の件)は分かっていることだから。昨日今日やったことじゃないから、小山田君が言ったことは」とした。

 また、「小山田君がやったことに関して、いじめた張本人に謝罪するとか、それは小山田君本人がやることであって、過去のことは自分が清算しなきゃいけないっていうことは、多分小山田さんも自分の中で心の中で持っているような気がして」と推測し、「こういう形になるというのはそもそもの組織委員会が、なんで小山田君に依頼してて、身辺検査してないのがどうなんだろうって1番の疑問なんですけど」と私見を述べた。

続きを表示

2021年7月19日のニュース