Zeebra、小山田圭吾を留任していた組織委員会に苦言「疑問しかない」「そもそも下調べが甘過ぎ」

[ 2021年7月19日 22:12 ]

ラッパーのZeebra
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 ラッパーのZeebra(50)が19日、自身のツイッターを更新。過去に「いじめ告白」をしたミュージシャン「コーネリアス」こと小山田圭吾(52)を、東京五輪開会式の楽曲を担当に留任していた組織委員会に、苦言を呈す場面があった。

 このツイートは、小山田が辞任を発表する前のもの。Zeebraは「小山田氏留任の件、障がいを持つ方を虐めるのはもちろん最悪ですし、あってはならない事と思いますが、何よりもここまで世界的に問題視されてる事を、時間が無いからそのままにする組織委には疑問しかありません。そもそも下調べが甘過ぎですよね」と、抗議した。

 小山田は1994年1月発行の「ロッキング・オン・ジャパン」(ロッキング・オン)と95年8月発行の「クイック・ジャパン」(太田出版)で、同級生を跳び箱に閉じ込めたり、障がいのある生徒をからかったりしたことを告白。16日には自身のツイッターで謝罪しつつ、辞任の意向は示さなかった。

 17日、大会組織委員会の武藤敏郎事務総長は「小山田さんが例の謝罪をされたというのを私どもも十分、理解した。彼は今、現時点において十分に謝罪をして反省をして、倫理観を持って行動したいと言っている。我々は当初、知らなかったのは事実だが、現時点においては小山田さんの弁明も伺って、引き続き、このタイミングなので、彼には支えていってもらいたい、貢献してもらいたいと考えている」と擁護していたが、小山田は19日に一転、ツイッターで辞意を表明した。

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2021年7月19日のニュース