橋下徹氏 小池都知事、政府のコロナ対策に「この上がり始めの時に何もやらずにずっと見ているだけなのか」

[ 2021年3月29日 14:57 ]

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(51)が29日、フジテレビの新情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に総合解説として生出演。東京都の小池百合子知事が26日に都庁で新型コロナウイルス感染者について「東京の場合、2週間後は1000人に行ってもおかしくない」と警戒感を強めたことに言及した。

 東京都では、26日に新たに376人の感染が確認され、4日連続で300人超となっていた。

 橋下氏は「小池さんも小池さんなりにいろいろやられているとは思うんですが、1番重要で小池さんに足りないのは、予測をしたのであれば何をやるのか。社会経済活動を止めるというところしか感染症の対策はないんですよね。もう1つは、医療のキャパシティーを広げるというところも重要ですけども」とし、「予測は僕らコメンテーターがやりゃあいいんですよ、1000人くらいになるとかね。でも政治家であり知事であるということは権力、権限を持っているわけですから、ここで何をやるのか。ここが抜けています。これは小池さんだけの責任ではなくて、政府も責任者ですから、政府もやらないわけです。何をやるんだと。この(感染者数が)上がり始めの時に何もやらずにずっと見ているだけなのか。やる方法が1つあるのが、まさにまん延防止等重点措置なんですけどね」と話した。

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2021年3月29日のニュース