キンプリ岩橋 パニック障害「完全には治っていません」「治った時はもっと笑っていたい」

[ 2021年3月29日 18:17 ]

King&Prince
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 ジャニーズ事務所は29日、パニック障害で活動休止している「King&Prince」の岩橋玄樹(24)が31日をもって退所し、新たな道に進むと同事務所公式サイト「ジャニーズネット」で発表した。同グループは平野紫耀(24)永瀬廉(22)高橋海人(21)岸優太(25)神宮寺勇太(23)の5人で活動を続ける。岩橋は18年11月から休養中。19年2月に活動再開を発表したが同月中に症状の再発で見送っていた。

 ジャニーズ事務所は、岩橋が活動再開を目指してパニック障害の克服に努めるも、症状が現れることもあれば落ち着くこともあり、一進一退を繰り返してきたと説明。「今回、岩橋より自分の言葉で申し出があり、その言葉から、岩橋がKing&Princeとファンの皆様を大切に思うからこその決断であることが伝わってまいりましたので、岩橋の意向を尊重することといたしました」と報告した。

 岩橋は自身のコメントを発表。活動再開を目指して病気と向き合ってきたが「現在も僕の病気は完全には治っていません」と説明し、メンバーやファンに対して「はっきりとした報告もできないまま、この先もこれ以上待たせてしまう事が、本当につらく感じてしまいました」と告白。「とても勝手かもしれませんが、自分のなかでの一つのけじめとして、2021年3月31日をもちましてKing&Princeからの脱退と、ジャニーズ事務所を退所させていただく事になりました」と報告した。

 恩師であるジャニー喜多川さん(享年87)や、これまでのファンとメンバーの支えに感謝の思いを記してから「またこの先、大きな壁が立ち塞がる事もあると思いますが、その時は自分自身に『大丈夫』と言い聞かせ、1人の人間としてより強くなりたいです。そして今後、病気が治った時はもっともっと笑っていたいです」とつづり「今後もきちんと自分の病気を克服するために、今までとは少しだけ環境を変えて、しっかりと自分のペースで治療を頑張ります。そして、応援してくださった皆さんにいつの日かまた再び笑顔を届けられるようにしっかりと人生を歩んでいきたいと思います。本当にありがとうございました」と呼び掛けた。

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