フジ「とくダネ!」最終回7・3% 今年最高マークし有終

[ 2021年3月29日 09:33 ]

キャスターの小倉智昭氏
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 フジテレビの情報番組「情報プレゼンター とくダネ!」(月~金曜前8・00)が26日に最終回を迎え、最終回の平均世帯視聴率が7・3%だったことが29日、分かった。個人視聴率は3・8%だった。今年最高の数字で有終の美を飾った。

 番組では、1999年4月1日にスタートし、この日で5646回目。22年間MCを務めたMCの小倉智昭氏(73)は「番組をやるというのは自分1人ではできない、それを思い続ける22年間でした。本当に1人ではここまでこられなかったと思いますし、こんなに長い間、できるとは思ってもいませんでした」とあいさつした。

 番組はスタート当時、日本テレビやTBSの情報番組を相手に苦戦。そんな中、政治、社会、芸能、スポーツという幅広いジャンルに精通する小倉氏は、単に原稿を読むだけでなく独自の意見や視点を提示。辛らつな意見や物おじしない言葉は時に批判を浴びることもあったが「物言うキャスター」として存在感を発揮した。

 01年2月には初の月間1位を獲得。16年7月28日の放送で4452回目の出演を果たし「同一司会者による全国ネットのニュース情報番組」の放送回数最多記録を更新した。

 29日からは同時間帯で新番組「めざまし8(エイト)」がスタートしている。

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2021年3月29日のニュース