【明日3月30日のおちょやん】第82話 福助に赤紙 出征壮行会の当日、千代はある場所に連れ出し…

[ 2021年3月29日 13:00 ]

連続テレビ小説「おちょやん」第82話。岡安にて。シズと話しをする千代(杉咲花)(C)NHK
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 女優の杉咲花(23)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は30日、第82話が放送される。

 赤紙が来て、招集されることになった福助(井上拓哉)から、妻のみつえ(東野絢香)と息子の一福のことを託された千代(杉咲)と一平(成田凌)。千代は、福助が出征する前に、トランペットで大好きなジャズの曲を思う存分演奏させてあげたいと考える。しかし一平(成田凌)は、このご時世にそんなことをすれば問題になり、鶴亀家庭劇の興行にも影響しかねないと心配する。出征壮行会の当日、千代は福助をある場所に連れ出す…。

 朝ドラ通算103作目。タイトルの「おちょやん」は“おちょぼさん”が訛り、茶屋や料亭などで働く小さい女中さんを意味する大阪ことば。女中奉公の8年間がヒロインの原点になっていることの象徴として採用された。TBS日曜劇場「半沢直樹」(2013年)「下町ロケット」(15年)「陸王」、テレビ朝日「家政夫のミタゾノ」などのヒット作を生んだ脚本家の八津弘幸氏(49)が手掛け、朝ドラ初挑戦となるオリジナル作品。明治の末、大阪・南河内の貧しい家に生まれた少女・竹井千代(杉咲)が芝居の世界に魅了されて女優を目指し、のちに「大阪のお母さん」と呼ばれる上方のコメディエンヌになる姿を描く。

 主題歌はシンガー・ソングライターの秦基博(40)が書き下ろした「泣き笑いのエピソード」。語りは落語家の桂吉弥(50)が黒衣(くろご)役(観客からは見えないという約束事の下に舞台上に現れ、芝居の手助けをする人)として務める。

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