石橋貴明「もう少し日程をゆったり取って」 高校野球の球数制限「1週間500球」に持論

[ 2021年3月29日 22:40 ]

石橋貴明
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 お笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(59)が29日、自身のYouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」を更新。昨年の春から高校野球で投球制限が導入され、1人の1週間の総投球数が500球となっていることについて持論を展開した。

 石橋がYouTubeを収録したのは第93回選抜高校野球のベスト8が出そろった27日だったが、29日にベスト4がそろった。石橋は「いいピッチャーが多い」と切り出し「148キロとか149キロ投げますからね。春で、春でですよ」と驚き。また「これ夏にいったらみんな150キロ行くでしょ」と期待も口にした。

 そんな中で「1週間で500球以上投げちゃダメって…」と球数制限に言及し、「そしたら中京大中京のエースがかわいそうなんですよ」と、中京大中京の最速151キロのドラフト候補右腕・畔柳亨丞にスポットを当てた。

 中京大中京は大会第6日の25日が初戦だったが、石橋は「1日目、2日目に投げた投手はいいんですけど、大会後半に出ちゃうと…」と決勝までの日程が詰まることを指摘。「これはどうにかしてあげないと。ルール的に」と球数制限の“公平さ”を求めた。

 さらに石橋は「だったらもう少し日程をゆったり取って。完投したら130球くらいいっちゃいますからね。3試合で300球、4試合目の途中ぐらいで変わんなきゃいけない。ちょっと無理ですよね」と持論を語った。

 中京大中京は29日、東海大菅生を6-0で下し、準優勝した97年以来の24年ぶりの4強に進出。エースの畔柳は137球を投げ今大会2度目の完封を果たした。25日の1回戦・専大松戸戦で131球、27日の2回戦・常総学院戦で110球を投げているため、31日の準決勝の明豊戦では121球までしか投げられない。

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2021年3月29日のニュース