5・29&30日比谷音楽祭 桜井和寿「なんとしてもやりたい」 ドリカム、リトグリら競演

[ 2021年3月22日 12:00 ]

日比谷音楽祭に出演するアーティスト
Photo By 提供写真

 東京・日比谷公園を舞台にした音楽祭「日比谷音楽祭 2021」が5月29、30日に開催されることが決まった。DREAMS COME TRUEやMr.Childrenの桜井和寿(51)、Little Glee Monsterら、豪華アーティストの競演ステージが都会のど真ん中で実現する。

 音楽プロデューサーの亀田誠治氏(56)の呼びかけで19年6月に初開催された。「フリーで誰もが参加できる、ボーダレスな音楽祭」を理念に全てのコンサートが無料で楽しめる。昨年はドリカムや桜井の初出演が発表され注目が集まっていた中で、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止に。代わりにYouTube生配信と連動したラジオ特別番組「日比谷音楽祭 ON RADIO/ONLINE」が実施された。

 昨年の“リベンジ”となる今回はドリカム、桜井に加え、初めてリトグリも出演し、親子孫3世代で楽しめるようにと多ジャンルのアーティストが参加。ライブパフォーマンスは初開催時と同様、日比谷野外音楽堂、小音楽堂、噴水広場、日比谷図書文化館ホールなどで行われ、オンラインの生配信も実施される。

 ドリカムは「この状況だからこそのバンド編成も発明しました。ドリカムと新たなチャレンジとともに日比谷公園で、ネットを通じて、皆さまにお会いできることを心から楽しみにしています」と抱負。桜井は「東京を代表するこのフェス、日本を代表するこのイベント、なんとしてもやりたい。皆さんとライブがしたいです。頼む!!」と本番に向け、力強く意気込んでいる。

 亀田氏が委員長を務める実行委員会は、クラウドファンディングサイト「READYFOR」で「日比谷音楽祭 2021 みんなでつくる音楽祭の実現に向けて」をこの日、スタートさせた。コロナ禍での開催に亀田氏は「人々の心をなだらかに繋ぎ、癒やし、笑顔と元気を与えてくれるのは音楽のチカラだと信じています。そんな音楽というかけがえのない文化を応援しようという、たくさんの尊い“思い”がこの『日比谷音楽祭』で繋がって、力強い循環となり、やさしさにあふれた豊かな社会と未来の音楽文化を育んでいくことを心から願っています」と期待した。

続きを表示

2021年3月22日のニュース