草なぎ剛「頭真っ白」もすぐ浮かんだ仲間の顔　感動スピーチに稲垣吾郎「泣けてくるな…」

草なぎ剛
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　俳優の草なぎ剛（46）が22日、TOKYO　FMの音楽＆トーク番組「THE　TRAD」（月～木曜後3・00）に電話でサプライズ生出演。「第44回日本アカデミー賞」で最優秀主演男優賞を受賞した喜びを語った。

　草なぎは主演映画「ミッドナイトスワン」（監督内田英治）でトランスジェンダーの難役を好演。同作は最優秀作品賞にも輝いた。同番組で月曜＆火曜のレギュラーパーソナリティーを務める俳優の稲垣吾郎（47）は、昨年12月に誕生した第2子の産休を経てこの日アシスタントに復帰した吉田明世アナウンサー（32）に促されて草なぎの受賞について触れると「本人の声聞きたくないですか？実は！実は！」とウキウキ声。草なぎが現在出演しているNHK大河ドラマ「青天を衝け」（日曜後8・00）のリハーサルに向かう移動の車中と電話をつなぐと「どうも、吾郎さん！」という陽気な声が飛び込んできた。

　そして、「ありがとうございます。素敵なコメントいただいちゃって」と稲垣にお礼の言葉を口にした草なぎは「珍しく吾郎さんからLINEなんて。来ることないのに。ありがとう！」と重ねて感謝。稲垣が「本当におめでとう。もう興奮してましたよ、震えてましたよ」と思いを伝えると、草なぎは「皆さんのおかげで本当に…」と感謝をにじませた。

　草なぎは受賞の直後に行われたスピーチで「いや、あの、まじっすか。ごめんなさい。頭真っ白になってしまって」と驚きの表情を浮かべつつ「慎吾ちゃんとか吾郎さんとか本当に近い人たちが支えてくれて、今日ここの舞台に立てたんだなと思って嬉しいです」と長年の盟友である香取慎吾（44）と稲垣の名前も出して喜びを語った。これに稲垣が「僕の名前もちゃんと言ってくれて」と感謝すると「なんか吾郎さんの顔とかね、パッて浮かんできちゃって」と草なぎ。「泣けてくるな…」と受けた稲垣に、草なぎは「ホント頭真っ白になっちゃって。真っ白になっちゃったから、その時にやっぱね、慎吾ちゃんとか吾郎さんの顔が浮かんできちゃってね。恥ずかしくも」と言って照れ、小さな笑い声を立てた。

　「そっか…。やったね…。うれしいよね…」といまだ受賞時の興奮が抑え切れない様子の稲垣に、草なぎも「やっぱうれしかったね。あそこのステージに立たせてもらえるだけでもね、もう大変うれしいことだったんだけど。もう…頑張ろうと思いました」としみじみ。稲垣は即座に「僕も思いました。いつも刺激をありがとう」と改めて草なぎへ感謝の言葉を返した。そして、「NAKAMAの皆さんのおかげです！」と声を大にしてファンへの感謝を伝えた草なぎ。「みんな勇気もらえたよね」（稲垣）「いや、良かったホント。吾郎さん、ありがとう！」（草なぎ）「いやいやいや、こちらこそ」（稲垣）と改めて2人で喜びを分かち合った。

　そして、改めて「新しい地図、広げてね。一緒に新しい道、進んで。一つのまたターニングポイントっていうか。進むステップになれたのでありがとう」と口にした草なぎに「そうだね。本当にこちらこそだよ」と受けた稲垣は「草なぎさん、きょう冗舌ですね」とイジリも。「移動してるからかな。景色がとてもよく見えて」と楽しそうな草なぎの様子に稲垣が「いつも移動しながらしゃべった方がいいんじゃない？」とチャチャを入れるなど最後までほのぼのムードの2人だった。