ファンモン、一夜限りの復活! ファンキー加藤「住職で忙しい中…」DJケミカルの決断に感謝

[ 2021年3月11日 21:20 ]

一夜限りの復活を果たしたFUNKY MONKEY BABYS(左から)ファンキー加藤、DJケミカル、モン吉(C)TBS
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 2013年6月に解散した人気音楽グループ「FUNKY MONKEY BABYS(ファンキーモンキーベイビーズ)」が11日放送のTBS「音楽の日」(後7・00)に生出演し、一夜限りの復活を果たした。楽天生命パーク宮城から生中継で登場し「ありがとう」「ちっぽけな勇気」「あとひとつ」の3曲を披露した。

 東日本大震災からこの日で10年。歌唱前にVTRでファンキー加藤(42)は「東日本大震災を風化させてはいけない。3人揃うことで、少しでもお手伝いができればいいという思いがありました」と一夜限りの復活を決めた理由を明かした。モン吉(42)は「3人揃うと不思議な力がある。届けるっていうのを3人でできたらなと思いますね」と語り、DJケミカル(38)も「こういう経験を未来につなげていけるように。震災で大変でしたけど、その分助け合ったり、人と人のつながりだったり、重要なところも見えたと思う。そういう部分をもっと大事につなげていければと思う」と思いを伝えた。

 そして、楽天生命パーク宮城と中継がつながると、加藤は「緊張している」としつつ「素敵な舞台を用意していただいたので、3人で一生懸命歌っていければいいなと思います」と曲への思いを込めた。また「ケミカルが住職で忙しい中、『3月11日、僕出ます』と決断してくれたので、それが本当に大きかった」と感謝した。

 2010年にリリースされたファンモンの楽曲「あとひとつ」でジャケット写真とミュージックビデオ(MV)に起用され、自身の登板時の入場曲にも同曲を使用したプロ野球の楽天・田中将大投手(32)は、この日オープン戦が行われた静岡から出演。田中は「震災に対する思いは、10年経ちましたが、これからも変わりません。自分自身にできることを継続して、力になっていけたらなと思っています」と東北への思いを吐露。また、「日本一を決める場面でファンの方々が大合唱してくれた場面はメジャーリーグに渡ってから7年間も、毎試合、試合前にあの場面が入ったビデオを見て、自分を奮い立たせてマウンドに上がっていました。今も見た時に鳥肌が立ったので、自分にとってかけがえのない曲ですね」と「あとひとつ」について語った。

 3曲を終えた加藤は「本当に素敵な舞台でした。東北の空の下で歌うことができて幸せでした」と感無量。MCの中居正広(48)から「歌の力、みなさんの力、これからも必要だと思います。またタイミングがありましたら、集まってください」と伝えられると「わかりました」と答えていた。

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2021年3月11日のニュース