福原愛さん夫妻の台湾マネジメント会社 モラハラ全否定の思惑とは…「夫婦でなければ商品価値ない」

[ 2021年3月11日 18:30 ]

2016年9月、結婚会見で手をつないで引き揚げる福原愛さんと江宏傑選手
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 離婚騒動の渦中にある卓球女子五輪メダリストの福原愛さん(32)と、モラハラ疑惑が浮上している夫で元卓球台湾代表の江宏傑(32)について、週刊文春と女性セブンが新たに報じたことを受け、夫妻が所属する台湾のマネジメント会社が声明を発表した。

 声明では、主に江と義姉や義母による福原さんへの精神的な圧迫を詳細に報じた文春の記事について、各項目ごとにコメント。「江が子供に“パパが泣いているよ”と言わせた事実はなく、母と子供を人質に取ったという主張は事実ではない」「江が福原に“子育ては女の仕事”“金にならない仕事をなぜ引き受ける”と言った事実はない」など、ほとんど「完全否定」と言えるものだった。

 騒動の発覚直後から江側は一貫して、夫婦関係の円満を主張している。モラハラ報道をめぐっては台湾でも福原さんに同情する声が多く、台湾在住の広告代理店関係者は「江さん側のイメージがこれ以上悪化すれば、世間の声に押されて離婚に至る可能性も上がる。事務所にとっても、2人が夫婦でなければ商品価値は皆無。それがモラハラを全否定する思惑では」と話す。

 一方で、福原さんの独占インタビューを掲載した女性セブンについては「江が(福原の)不倫報道を“事実でない”と声明で言ったとあるが、この項についての声明はない」とコメント。同誌が報じた知人男性との密会疑惑について、福原さんはインタビューで改めて不適切な関係について否定しているが、台湾の事務所はそれを打ち消すような反応だ。

 「福原さんのインタビューでの釈明には、台湾でも“誰が信じるんだ”など疑問の声が増えている。その中で事務所は、明確に江さんサイドにつき、江さんの立場を有利にした上で離婚を回避する狙いもあるのでは」と同関係者は話す。

 報道では江の卓球選手としての姿勢や、生活態度などの問題も浮かび上がっている。台湾の事務所の、一方的に否定を繰り返す対応には、ネット上で疑問の声も上がっている。

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2021年3月11日のニュース