「EXIT」兼近大樹 総務省接待疑惑をなで斬り「ガバガバやってると疑う気持ちはわかる」

[ 2021年3月11日 22:50 ]

お笑いコンビ「EXIT」の兼近大樹
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 お笑いコンビ「EXIT」の兼近大樹(29)が11日放送のABEMA「AbemaPrime」(木曜後9・00)に出演。元大臣を含む総務省幹部に対するNTTからの接待疑惑を、自らの身近な芸能界にたとえ、「ガバガバやってると疑う気持ちはわかる」などとぶった斬った。

 NTT側が通信・放送の許認可官庁である総務省の幹部に対し、高額接待を行っていた疑惑が拡大している。文春オンラインは10日、当時総務相だった自民党の野田聖子幹事長代行、高市早苗衆院議員を接待していたと報道。番組ではこうした一連の経過を説明したあと、ゲストを交えて論議した。

 この中で、兼近は「メシで仕事の話をして、仕事もってくるとって、一般の事業会社だったら当たり前にある。当然のこと。だからこそ、(疑惑が)あるんじゃねーかと騒いでいる」と前置きし、「芸能界なんか、とくにズブズブ。上の人たちなんて(接待を)ガバガバやってると思うですよ、酒飲んで“うちの人お願いします。ゴリ押しさせてください”、“まかせてくださいよ”みたいなこと、あるんですよ、絶対に。僕でも知ってるぐらいだから。(NTTと総務省の間でも)あんじゃねーのって疑っちまう気持ちはわかる」とした。

 さらに、「(あるタレントが)ゴリ押しされているを見ると、なんで俺のほうが実力あんのに、あの人ばっかり出てんだよ、と思える。まわりからしたら、あいつら汚えねえ、どうせ(接待で)この仕事もらってんだ、あれで稼いでるんだって、思っちゃう」と続けた。

 接待疑惑を指摘された野田、高市両氏とも、会食の事実は認めたものの、「プライベートの会合」(野田氏)、「『接待』は受けていない」(高市氏)と疑惑を否定している。

 これに対し、兼近は「地べた這いつくばって頑張っている企業がある。(接待ではなく)ちゃんとやっているんだったら、(会食で)どういう内容を話したのか、そのあと何か仕事につながっていたらアウトだけど、じっさいに(仕事につながることが)あったかどうかという説明を聞きたいなと思いますね」と追及した。

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2021年3月11日のニュース