北村匠海 両親から届いた“育児満了メール”に記された3箇条

[ 2021年1月21日 14:53 ]

俳優の北村匠海
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 俳優の北村匠海(23)が21日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜正午)に出演し、両親とのエピソードを明かした。

 小学3年生のときにスカウトされて芸能界デビュー。芸歴は15年目になる。「芸能界に送り出したのは母だったりするんですけど。最初は礼儀とかを子供のうちから習えるんじゃないか?という軽い流れで、当時8歳の僕は芸能界に入りました」と北村。

 両親と弟の4人家族。北村の仕事を陰ながら応援し、出演映画はだいたい初日の初回に観てくれているという。「うれしいですね。自分がなかなか花が咲かない姿も身近で見ていたし。『いつ辞めても良い』と言ってたんですけど、そんな中でも1番応援してくれているのは親だったりするので」と北村。「何かあったときにすぐに打ち明けられるのは家族だけかもしれないです。すごく愛をもらって育ってきたなという実感もありますね」感謝した。

 その両親から20歳になったときに「育児満了のお知らせメール」がきたという。内容は「親の許可なく結婚できる年齢だが、北村家では親に紹介なくしての結婚は認めない」「将来をみすえ貯蓄、貯蓄がたくさんになったら親孝行」「いつまでも謙虚な気持ちを忘れずに」という3箇条。“愛あるメール”に「自分も子供にやろう!とすごく思いましたね。3箇条はもちろん守っています」と北村。「親だからこそ、自分の中の良いところをちゃんと変わらないでいて欲しいという思いがあるというか。いくつになってもやっぱり親は親なんだなとすごく感じて」。

 2018年、映画「君の膵臓をたべたい」で「第41回日本アカデミー賞」の新人俳優賞を受賞。その時に初めて親孝行を実感したという。「授賞式で舞台に立ったときに、親孝行をしたかなという気持ちになったし。そこから数年経って貯蓄もちょっと増えてきたので」と北村。「父、母は共働きなので、もうちょっとゆっくりしたら?と話したりというのが今の感じ(思い)ですね」と、両親への思いを明かしていた。

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2021年1月21日のニュース