「ウチカレ」脚本・北川悦吏子氏が提案 好評エンドロール「大変工夫をしまして」主題歌+メイキング映像

[ 2021年1月21日 08:30 ]

「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」第2話。碧(菅野美穂・左)と空(浜辺美波)(C)日本テレビ
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 恋愛ドラマの名手・北川悦吏子氏(59)が21日、自身のツイッターを更新。オリジナル脚本を手掛ける日本テレビ「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」(水曜後10・00)のエンドロール“秘話”を明かした。

 今作のエンドクレジットは、シンガー・ソングライター、家入レオ(26)による主題歌「空と青」と「見せちゃいます!!ウチカレの裏側」と題したメイキング映像が流れる。

 20日放送の第2話は、菅野美穂(43)と浜辺美波(20)によるオープニングの掛け合いの“OKテイクとNGテイク比べ”も。OKテイクは浜辺の「かーちゃん言葉遣い、若くないんだから」。NGテイク「かーちゃん、若いんだよ」に菅野が思わず「ありがとう」と笑った。

 「今日もエンディングにメイキング流れるかな?あれ、すごい楽しいし、主題歌もドラマ中に被せられるよりも聴きやすくなるから、めっちゃ好きなんだけど」などの好評の声に、北川氏は「これは大変工夫をしまして、というか私、頭を使いまして、今の主流である主題歌が本編を邪魔するのが嫌だったんです。どちらも、もったいない。そこで、2つを分けることを考えて、そこにNG集を置けばいいのでは?と提案。そしたらNGだけでは持たないということで、今の形になったそうです」。劇中、たい焼きが登場するが、まさに“しっぽまであんこが入ったたい焼き”に仕上がった。

 北川氏の連ドラ脚本は2018年前期のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」以来、2年半ぶり。「恋愛小説の女王」と呼ばれた小説家のシングルマザー・水無瀬碧(みなせ・あおい)と、筋金入りの漫画オタクの娘・空(そら)の恋活模様を描く。菅野が少女のような天然母役、浜辺がしっかり者のオタク娘役。菅野の連ドラ主演は16年10月期のTBS「砂の塔~知りすぎた隣人」以来、4年ぶり。北川作品への出演、浜辺との共演は初となった。

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2021年1月21日のニュース