爆問・田中、脳梗塞で入院 “お菓子好き”に医師注意喚起「大量摂取は誘因になり得る」

[ 2021年1月21日 05:30 ]

脳梗塞を発症した爆笑問題の田中(左)
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 お笑いコンビ「爆笑問題」の田中裕二(56)が前大脳動脈解離によるくも膜下出血、脳梗塞と診断され、入院したと20日、所属事務所が発表した。昨年8月には新型コロナウイルスに感染して入院し、9月に復帰したばかり。手術の必要はなく、入院は1週間の予定。11本のレギュラー番組を抱える売れっ子は1カ月の静養に入る。

 脳動脈解離とは、何らかの誘因で脳動脈壁内に出血し、壁が裂けた状態のこと。その結果、くも膜下出血や脳梗塞などを引き起こす。自覚症状としては頭痛がある。

 東京脳神経センター理事長で医学博士の松井孝嘉氏(松井病院院長)は「血圧が高い人や血管が弱い人がなりやすい」と指摘。20日の大寒に向けて急激に寒くなっていたことも「血管が弱い人には要注意。熱いお風呂にいきなり入るのも危ない」という。田中が「お菓子王子」と呼ばれるほどの甘党であることも「適量なら問題ないが、年齢的にも大量の摂取は血管の病気の誘因になり得る」とし、気になる点として「くも膜下出血で1週間の入院は短い。また起きたら命に関わる懸念がある」と心配した。昨年8月のコロナ感染との因果関係には「コロナ自体にまだ不明な点があるので何とも言えない」という。

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2021年1月21日のニュース