古市憲寿氏 二階氏“ケチをつけるものじゃない”発言に「どんな対案を出してきたか…野党の責任もある」

[ 2021年1月21日 11:22 ]

フジテレビ社屋
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 社会学者の古市憲寿氏(35)が21日、フジテレビ「とくダネ!」(月~金曜前8・00)に出演。自民党の二階俊博幹事長がNHKの番組のインタビューで、政府の新型コロナウイルス対策について「ケチをつけるものじゃない」と発言したことに言及した。

 二階氏は、19日放送のNHK「クローズアップ現代+」(火~木曜後10・00)で、コロナ対策について「政府の対策は十分なのか、さらに手を打つことがあるとすれば、何が必要でしょうか」と聞かれ「他の政治家が、何ができますか。今、全力を尽くしてやっているんじゃないですか。いちいちそんな、ケチをつけるものじゃないですよ」と述べた。さらにNHKの世論調査の内閣支持率で初めて不支持が支持を上回ったことには「これはみんな、やり場がないんです、今の状況を。どこへぶつけていきますか。野党の某政党に責任は、おまえの政党にあるよと言ってみたってしょうがないじゃないですか。こういうときは政権与党なんです、みんな。しっかりやってくれと」などと答えた。

 古市氏は、他の出演者の「二階幹事長といえども、絶対発言してはならないこと」とする意見に、「一方で野党が何をしたんだ、という話もあると思うんですね。自民党の新型コロナに対する対策がこの1年間、ベストだったとはもちろん言わないですけど、野党側がどんな対案を出してきたかなといった時に、これはないんじゃないかなみたいな対案も正直、多かったんですね。だから本当は野党側って自民党を批判する格好のチャンスなのにうまく利用できてないというか、いい対案を出してこれてなかった野党の責任もあるのかなと思います」と自身の見解を述べた。

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2021年1月21日のニュース