「ネクスト・ガガ」は日本人 リナ・サワヤマに世界が大絶賛 アルバム大ヒットでサブスク1億超再生

[ 2020年9月19日 05:30 ]

リナ・サワヤマのアルバム「SAWAYAMA」のジャケット
Photo By 提供写真

 「ネクスト レディー・ガガ」と呼ばれている日本人女性が世界で注目を集めている。英ロンドンで活動中のリナ・サワヤマ(30)で、4月にデジタル配信したアルバム「SAWAYAMA」が大ヒット。コロナ禍で凱旋できずにいるが、その人気は海を越え日本にも広まっている。

 エルトン・ジョン(73)は6月のラジオ番組で同作を「僕のアルバム・オブ・ザ・イヤーだ」と絶賛した。ガガは3月、国際女性デーを祝福して優れた歌を紹介する「Woman of Choice」に同作の収録曲「STFU!」を選曲。先月、サワヤマが英国籍を持っていないことを理由に音楽賞「マーキュリー賞」の最終候補に同作が選ばれなかったことも英国内外で波紋を広げた。

 収録曲は14曲。サブスクリプション(定額聴き放題)の総再生回数を唯一公表している大手音楽配信サービス「Spotify」で18日までに5000万回の大台を突破。14曲の再生回数を合算すると約5350万回となった。音楽関係者は「ほかのサブスクサービスの回数も合わせればゆうに1億回を超えているはず」と指摘する。

 サワヤマは作詞作曲をはじめ、ミュージックビデオの制作から衣装デザインまで全て自分で手掛ける。17年にインスタグラムでファッションセンスが話題となり、歌も注目され始めた。

 評価を決定づけたのが、実体験や自身の思いをストレートに描いた歌詞だ。バイセクシュアルを公表しており、地下鉄で出会った女性との実話を描いた「Cherry」(18年)はLGBTの共感を得た。今作で最も視聴回数が多い「XS」は資本主義をあざ笑った歌。サワヤマは成績トップクラスで卒業した名門ケンブリッジ大学で政治学を学んできた。

 新潟県に生まれ、4歳の時にロンドンに移住した。幼少期から歌うことが好きで、13歳からバンド活動を開始。宇多田ヒカル(37)やマライア・キャリー(50)やビヨンセ(39)ら国内外のアーティストに影響を受け、型にはまらないポップスが特徴的。英紙タイムズに「ネクスト・ガガ」と評された。

 4月に日本でアルバムのCDを発売し、凱旋も予定していたが、いずれも延期となっている。サワヤマは「いつか皆さんに来てもらえるライブをやりたい」と凱旋公演の開催を夢みている。

 ◆リナ・サワヤマ 1990年(平2)8月16日生まれ、新潟県出身の30歳。父親の転勤でロンドンに移住。ケンブリッジ大学卒業後の13年にインディーズ活動を開始。同大在学中に人種差別のいじめに苦しんだことから「愛と知識で世界を変えたい」をテーマに活動中。昨年、英メジャーレーベル「Dirty Hit」と契約した。

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