芦名星さん 花に囲まれ天国へ 「お別れの会」親族ら涙で見送り

[ 2020年9月19日 05:30 ]

「お別れのお花入れの会」が営まれた芦名星さん
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 14日に36歳の若さで亡くなった女優の芦名星(あしな・せい、本名五十嵐彩=いがらし・あや)さんの「お別れのお花入れの会」が18日、都内の斎場でしめやかに営まれた。

 突然の悲報からわずか4日。会場には祭壇も遺影もない。通常の葬儀・告別式で営まれる法要も執り行われなかった。

 棺の傍らにあらかじめ用意された供花や花びら。親族やごく近い芸能界の関係者ら約50人がそれを棺に入れていく。極めて簡素で、あまりにも寂しすぎる別れだった。参列した人によると「近親者以外はご遺族がお声がけした方たちだけだったと思います」という。

 棺に横たわる芦名さん。その顔を見て、花を持ったまま肩を震わせる人。こぼれ出る涙を拭おうともせず唇をかむ人もいた。やりきれない思いで最後の別れを終えた人々が見守る中、芦名さんは荼毘(だび)に付され、静かに旅立った。

 葬祭業関係者によると「お花入れの会」は最近増えている様式。「派手な式にはしたくないが、せめて身の回りは華やかにして送ってあげたいという方が選ぶ。このところ新型コロナウイルスの兼ね合いもあり、人数のかからないこの様式が選ばれることも多い」という。

 周囲に気を配り、場を盛り上げる。可憐(かれん)な花のような芦名さんの優しい心遣いは誰からも愛された。親しかった芸能関係者によると芦名さんは「自然の温かな息遣いが感じられるものを好んでいた」という。誕生日に花束を贈られるのが恒例だった時期もあった。関係者は「花束をもらったときの笑顔が非常に印象に残っている。こんな形で送り出すことになるなんて…」と肩を落とした。

 ◆芦名 星(あしな・せい)1983年(昭58)11月22日生まれ、福島県出身。02年に女優デビュー。06年に日本やカナダなど5カ国合作の映画「シルク」(08年日本公開)の日本人ヒロインに抜てきされた。昨年はBSテレ東のドラマ「W県警の悲劇」でゴールデン帯の連続ドラマに初主演した。テレビ朝日「相棒」、TBS「ブラッディ・マンデイ」「テセウスの船」などに出演。最近ではグラビアにも挑戦していた。1メートル65、血液型O。

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