古舘伊知郎 厚労省のコロナ抗体検査に「ナゾだらけでやられても、それをどうとっていいか」

[ 2020年6月17日 15:46 ]

フリーアナウンサーの古舘伊知郎
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 フリーアナウンサーの古舘伊知郎(65)が17日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に出演。厚生労働省が16日に新型コロナウイルスの感染歴を調べる抗体検査を3都府県の計約8000人に実施した結果、東京では0・1%、大阪では0・17%、宮城では0・03%が陽性と判定されたと発表したことについてコメントした。

 検査に使う製品によって数値が変わるため単純比較は困難といえるが、スペインで5%、米ニューヨーク市で20%という報告があるのに比べると、いずれも低い割合となり、大半の人は抗体を持っておらず、感染に注意が必要という結果になった。

 古舘は「日々、流れて来るニュースに我々、一喜一憂できないなって感じるんですね」と指摘し、「本当にこの抗体検査1つとっても、抗体のナゾが多いんですよね、COVID(コビッド)19って。抗体がいったんできてもそれが有効であるかどうか、それからウイルスが岩場の陰に潜んでいて活躍してしまうのかどうか、あるいはずっとある一定期間抗体が成立してるかってことも分からない。ナゾだらけで抗体検査の結果が東京に関しては0・1%って、3つの区に限ってやられても、それをどうとっていいか分かんない。理解不能って人がものすごく多いと思う」と話した。

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2020年6月17日のニュース