矢沢永吉“伝説ライブ”第1弾を6・27配信「TRAVELING BUS 2017」日本武道館公演

[ 2020年6月17日 05:55 ]

2017年、日本武道館「TRAVELING BUS 2017」での矢沢永吉
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 ロック歌手の矢沢永吉(70)が、未発売の伝説的なライブ映像3本を有料配信するプロジェクト「3 BODY'S NIGHT(サンバディーズナイト)」を始動させる。

 配信される3作品はいずれも商品化されていない貴重なライブ映像。しかも今回の配信にあたって全曲、矢沢自らミックスダウンを行い、当時の会場の臨場感を再現するという。有料配信の収益の一部は新型コロナ感染症の治療や研究開発にあたる医療機関に寄付される。

 第1弾は「TRAVELING BUS 2017」日本武道館公演で6月27日配信。同公演は矢沢が日本のロックシンガーとして初めて単独日本武道館公演を開催したツアー「TRAVELING BUS ’77 CONCERTTOUR」から40年目の節目にあたる2017年に行われた。全23曲中「恋の列車はリバプール発」「黒く塗りつぶせ」や「トラベリン・バス」など40年前の初武道館で演奏された9曲を披露。また、同年に死去した作詞家・山川啓介氏を偲び「ひき潮」~「時間よ止まれ」~「親友」などの山川氏作詞の曲をメドレーで歌い、満員に膨れ上がった武道館を沸かせた圧巻の2時間超のステージをノーカットで配信する。

 視聴チケットは2800円(税込み)で、販売受付は6月17日スタート。第1弾配信は6月27日午後8時から。詳細は「3 BODY'S NIGHT」特設サイトへ。

 第2弾の配信は2019年12月4日の「ROCK MUST GO ON」ツアー、横浜アリーナ公演。古希を迎えたこの年は7月に幕張メッセで自身初となる音楽フェス「ONE NIGHT SHOW 2019」を開催し、9月に7年ぶりのオリジナル・アルバム「いつか、その日が来る日まで…」をリリース。ツアーは同年11月16日よりスタートし「ROCK MUST GO ON(ロックを止めてはならない)」という強いメッセージの元、ロックシンガーの新境地を切り開いた。現段階での矢沢の最新ライヴ映像で、初公開となる。

 第3弾は矢沢の50歳にちなみ、全50本の規模で開催された1999年の「LOTTA GOOD TIME EIKICHI YAZAWA CONCERT TOUR 1999」12月11日の武道館公演。

 第2弾、第3弾の配信詳細は今後、発表される。

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