【明日6月18日のエール】第59話 環、パリに留学し画家と恋 オペラ「蝶々夫人」の話を知る

[ 2020年6月17日 13:00 ]

連続テレビ小説「エール」第59話は「環のパリの物語 前編」。嗣人(金子ノブアキ)と出会う環(柴咲コウ)(C)NHK
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 俳優の窪田正孝(31)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は18日、第59話が放送される。今週第12週(6月15~19日)は「特別企画」として主人公夫妻を取り巻く登場人物にフォーカスしたオムニバス形式の“スピンオフ週”。

 第59話は「環のパリの物語 前編」。日本人初の世界的なオペラ歌手となる双浦環(柴咲コウ)が駆け出しだった頃の物語。環はスカラ座やオペラ座の舞台に立つことを夢見て、パリに留学。ホームパーティーに足を運ぶと、画家を目指す今村嗣人(金子ノブアキ)と出会い、恋に落ちる。環は歌手を、嗣人は画家を夢見る日々。ある日、環は友人の里子(近衛はな)から日本人が世界的な舞台に立つ最大のチャンスのオペラ「蝶々夫人」の話を聞き…。

 裕一(窪田)が人生の節目を迎えた第11週(6月8~12日)と後半に入る第13週(6月22~26日)の間、全体のストーリーの区切りとなる週に、チーフ演出・吉田照幸監督(50)が当初から企画。「エール」の“特別編”はほぼ新撮。主要な新キャストも3人、橋本じゅん(56)井上順(73)金子ノブアキ(39)が名を連ねた。

 朝ドラ通算102作目。男性主演は2014年後期「マッサン」の玉山鉄二(40)以来、約6年ぶりとなる。モデルは全国高等学校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」などで知られ、昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而(こせき・ゆうじ)氏(1909~1989)と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏。昭和という激動の時代を舞台に、人々の心に寄り添う曲の数々を生み出した作曲家・古山裕一(窪田)と妻・音(二階堂ふみ)の夫婦愛を描く。

 主題歌は福島県で結成され、「キセキ」「愛唄」などの数々のヒット曲で知られる“覆面”男性4人組ボーカルグループ「GReeeeN」が初担当。「星影のエール」を書き下ろした。語りはアニメ「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」「テニスの王子様」「ゴールデンカムイ」などで知られる声優の津田健次郎(49)。朝ドラのナレーションは初挑戦となる。

 連続テレビ小説は月~土曜の週6日放送してきたが、制作に時間のかかる4K撮影や働き方改革のため、「エール」から土曜の放送をなくし、週5日に短縮された。

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