ホリプロ創業者・堀威夫ファウンダー最高顧問が退任「常に芸能の神様が助けてくださいました」

[ 2020年6月17日 14:53 ]

 株式会社「ホリプロ」の創業者、堀威夫氏(87)が同社のファウンダー最高顧問を17日をもって退任した。マスコミ各社に宛てたFAXで発表した。堀氏のほか、最高顧問の小田信吾氏、常勤顧問の金森美彌子氏と安永和男氏も退任する。

 退任に伴い、堀氏はコメントを発表。「芸能界に縁を得てから70年。27歳でホリプロを立ち上げてから今までやってこれたのも、運に恵まれた以外に考えられません。若気の至りで突っ走た時代もありましたが常に芸能の神様が助けてくださいました」と振り返り、「ホリプロは今年創業60周年を迎えています。意味のあるこの年を、100年企業を目指すニューホリプロのスタートにして欲しいと願っています」と結んだ。

 堀氏は1951年に「ワゴン・マスターズ」にギター担当として入団。その後、同グループを退団し、「スウィング・ウエスト」を経て、60年に堀プロダクションを創業。63年に株式会社堀プロダクションを設立して代表取締役に就任した。

 89年には株式を店頭公開し、芸能プロダクションの社会的認知度を高めた。2008年に現職に就任。以後、総合エンターテイメント企業へと成長させてきた。歌手の和田アキ子(70)や昭和の伝説的アイドル・山口百恵さん(61)らを育てたことでも知られている。

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2020年6月17日のニュース