「エール」久志子役・山口太幹は「プロの役者」宮崎→東京1人飛行機移動も 演出家が明かす魅力

[ 2020年6月17日 08:20 ]

連続テレビ小説「エール」で主人公の幼なじみの幼少期を演じる山口太幹(C)NHK
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 俳優の窪田正孝(31)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)の序盤は個性あふれる子役たちが彩った。主人公・古山裕一(窪田)の幼なじみ・佐藤久志の幼少期を演じた山口太幹(たいき=10)が17日に放送された第58話に再登場。大人びた言動をクールに好演し、またも存在感を示した。久志にスポットが当たる来週第13週(6月22~26日)も注目。演出を担当した野口雄大監督が山口の魅力を語った。

 朝ドラ通算102作目。男性主演は2014年後期「マッサン」の玉山鉄二(40)以来、約6年ぶりとなる。モデルは全国高等学校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」などで知られ、昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而(こせき・ゆうじ)氏(1909~1989)と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏。昭和という激動の時代を舞台に、人々の心に寄り添う曲の数々を生み出した作曲家・古山裕一(窪田)と妻・音(二階堂ふみ)の夫婦愛を描く。

 子役オーディションは昨年5~6月に実施。書類審査を通過した男女約200人の中から1~3次審査を行い、裕一役に石田星空(11)、音役に清水香帆(11)、久志役に山口らが選ばれた。

 山口が演じる佐藤久志は、裕一の小学校の同級生。のちに東京の音楽学校を卒業し、歌手に。裕一、作詞家の村野鉄男(中村蒼)とともに「福島三羽ガラス」と呼ばれる。父が県議会議員という裕福な家の息子。小学時代は「存在感はあるのに、気配を消すのは得意なんだ」。モデルとなったのは、戦時歌謡から「イヨマンテの夜」などの歌謡曲で知られる歌手・伊藤久男氏。実際に古関裕而氏の親友だった。

 山口は第62話(6月23日)に再登場。久志が裕一と出会う前、現在の久志が音楽の道に進むきっかけが明らかになる。

 演出した野口監督は「第62回は、これまで見せてきた久志とは全く違う、とても繊細で彼の抱えている葛藤や、裏の顔が見える内容になっています。初めて彼の内面が描かれるので、リハーサルの時から、山口さんは疑問に思ったことをいくつも質問してきてくれました。その姿勢を見て、とてもしっかりしているなと思いましたし、地方(地元・宮崎県)から東京まで1人で飛行機移動されて、仕事をしている彼の姿を見て、プロだなと感心しました」と絶賛。

 「当然ですが、山口さん自身の性格と久志の性格は全く違うので、きちんと演じられているということが、とてもよく分かります。表情のみで心情を表わすシーンにおいても、胸に訴えかけてくる演技をされるので、素敵な役者さんだなと思いました。子役というより、プロの役者だなという印象です。今後の活躍がとても楽しみな役者さんです」と期待している。

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