ヒロミ 安倍首相の“終息への道”発言に「大丈夫なんだって思っちゃう」

[ 2020年5月12日 13:03 ]

タレントのヒロミ
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 タレントのヒロミ(55)が12日、フジテレビ系「バイキング」(月~金曜前11・55)に出演。安倍晋三首相の「終息への道を着実に進むことができている」発言に疑問を呈した。

 番組では、安倍首相は11日の衆院予算委員会で、新型コロナウイルス感染症を巡る緊急事態宣言に関し「14日に専門家から意見をいただき、一部解除が可能かどうか発表したい」と表明。国内の1日当たりの新規感染者数が100人前後だとして「終息への道を着実に進むことができている」と発言したことを取り上げ、さらに、政府が14日に、新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言を重点的な対策が必要な「特定警戒都道府県」以外の34県で一斉に解除する方向で調整されていることについて触れた。

 すでに解除の動きを踏まえて“緩み”も指摘されている。番組MCの俳優の坂上忍(52)は「31日まで気を抜いちゃいけないんだ!って真面目に張り詰めた中で自粛している人と、もしかしたら解除になるんだったらそろそろって動き出している人と分かれちゃっているような気がする」と指摘した。

 一方、ヒロミは「終息と言う言葉を使ってしまうと、大丈夫なんだって思っちゃう」と安倍首相が用いたワードに苦言。「国レベルの人たちはまだ危ないんだ、他の国もぶり返してますよって、何か伝えないと、(国民は)みんな我慢できなくなってるから、今は14日を待たずに雰囲気は(緩んでいる)。人出はすごいよ」と続けた。

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2020年5月12日のニュース