「エール」五平餅の登場にネット反響 近江アナ「久しぶり」木枯「…」“半分青い”秋風先生は「うんま!」

[ 2020年5月12日 11:00 ]

連続テレビ小説「エール」第32話。裕一(窪田正孝)の家を訪れ、五平餅を食べる木枯(野田洋次郎)(C)NHK
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 俳優の窪田正孝(31)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)の第32話が12日に放送され、岐阜を舞台にした2018年前期の朝ドラ「半分、青い。」の重要なキーアイテムになった、中部地方の山間部に伝わる郷土料理「五平餅」が登場した。

 「エール」は朝ドラ通算102作目。男性主演は2014年後期「マッサン」の玉山鉄二(40)以来、約6年ぶりとなる。モデルは全国高等学校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」などで知られ、昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而(こせき・ゆうじ)氏(1909~1989)と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏。昭和という激動の時代を舞台に、人々の心に寄り添う曲の数々を生み出した作曲家・古山裕一(窪田)と妻・関内音(二階堂ふみ)の夫婦愛を描く。

 第32話は、コロンブスレコードとの契約から半年。裕一(窪田)の曲は作っても作っても採用されず。同期の木枯(野田洋次郎)から「契約金は印税の前払い金で、曲が売れないと全額返さなければならない」という話を聞き、裕一は浮かない顔。そして、木枯が古山家を訪れ…という展開。

 愛知・豊橋出身の音が料理を作り、食卓に出てきたのが、八丁味噌の五平餅。福岡出身の木枯は五平餅を一口食べると、感想も言わず大皿に戻した。「半分、青い。」の秋風先生のリアクションとは対照的だった。

 五平餅は炊いたうるち米をつぶし、タレをつけて串焼きにした名物。わらじ型・だんご型などの形があり、醤油ベース・味噌ベースなどタレもさまざま。岐阜県美濃加茂市出身の作者・北川悦吏子氏(58)が脚本に盛り込み、話題となった。

 ヒロイン・楡野鈴愛(永野芽郁)の実家「つくし食堂」でも出されるなど、序盤から度々登場してきたが、第24話(4月28日放送)、のちに鈴愛の師匠となる少女漫画家・秋風羽織(豊川悦司)が口にし「うんま!(うまい)これは真実の食べ物だ」と絶賛したことから、ツイッターのトレンドに入るなど、一気にブレークした。

 「あさイチ」(月~金曜前8・15)の近江友里恵アナウンサー(31)も「今日もいろいろあったんですけど、私は五平餅が気になっちゃったんですけど。久しぶりに見た~、『半分、青い。』以来」と“朝ドラ受け”。インターネット上でも「五平餅をおっかなビックリ味わう木枯さん(汗)」などの書き込みが見られ、再びツイッターのトレンドに入った。

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2020年5月12日のニュース