尾木ママ、34県で検討の緊急事態宣言解除に懸念「誘惑に負けるんじゃないかと心配」

[ 2020年5月12日 19:39 ]

教育評論家の尾木直樹氏
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 “尾木ママ”こと教育評論家の尾木直樹氏(73)が12日放送のニッポン放送「ザ・フォーカス」(火~木曜後6・00)にリモート出演、緊急事態宣言解除後の人々の“気の緩み”に懸念する場面があった。

 新型コロナウイルス感染者数が減少傾向にあることに関して、尾木氏は「希望を持っていいのかな…ぬか喜びもいけないですけど。でも減少したのはこれだけ頑張りましたからね」と取り組みを評価した。

 また、政府が新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言において「特定警戒都道府県」以外の34県で一斉に解除する方向で調整しているという報道には「なかなか難しい気がします」と一言。県境をまたいでの人々の往来の可能性について触れ「解除されて『あちこち行くなよ』と言われても行く人は行っちゃいますよね」といい「最低限熱を測らせてもらうとか、ちょっとしたチェックはさせてもらえるとありがたいですよね」と策を講じる必要性を訴えた。

 「高度な自粛になりますよね、『解除している』って言葉が先行してますから。海外もどんどん解除しているでしょ、見てるとね誘惑に負けるんじゃないかと心配が大きいです」と持論を語った。

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2020年5月12日のニュース