さまぁ~ず三村 コロナ禍で身についたスピード直帰の習性「雑談する相手がいない」

[ 2020年5月12日 12:31 ]

「さまぁ~ず」の三村マサカズ
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 お笑いコンビ・さまぁ~ずの三村マサカズ(52)が、11日深夜放送のテレビ朝日系「さまぁ~ず×さまぁ~ず」(月曜深夜2・21)に出演し、新型コロナウイルス感染拡大の中での収録で身についた習性を明かした。

 相方の大竹一樹(52)から「三村さんがね、リモート(収録)を何本かやりましたけど、異常に早いんです、帰るのが。『お疲れ様でした!』って楽屋に戻ると、もういない」と指摘されると、三村は「支度が早いの。顔(メーク)を落とすのも早いし、着替えるのも早い。いったん着替えてから、みんなと雑談してるのは好きだったんだけど、雑談する相手がいないの」と理由を明かした。

 ソーシャルディスタンスや「3密」を気にするあまり、人との距離ができてしまっているという。三村が「『今日しゃべった中で、あそこおもしろかったね』って、飲み会で話したりする。でも、飲み会もないから、振り返ることもないわけじゃない?…帰る!」と話すと、大竹も「成長していかないよね、番組が。スタッフとの事前(の話)も、後もない」と問題点を指摘した。

 多くの番組でリモート出演を採用した結果、大竹は別の問題点に気づいた。「昼間(テレビを)見てたら、画面に7、8人が映ってた。誰がしゃべってるか分からない」。画面が分割になっている上、画像も悪いせいか、発言者が判別できないという。大竹は手を挙げるジェスチャーで「こうしないと」と、「少し(画面が)光ったりするとかな」と改善点を挙げたが、「でも、ここまでして(手を挙げて)言うことなんてないじゃん、何も。『僕の意見なんですけど』とか言うことなんてないから、みんなやめちゃう」と指摘。すると三村は「そう考えると、テレビでしゃべってることは無駄なことなんだよ」とつぶやいた。

 さらに三村は「俺らみたいな“枝葉芸人”はさ、枝葉で暮らしていかなきゃいけない。基本、“さまぁ~ず×さまぁ~ず”だって、なくたっていい」と、身もフタもない結論に達し、大竹も「極端に言うと、全部そうだよね」と自虐的に同調していた。

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2020年5月12日のニュース