報ステ・富川アナが謝罪「発熱を軽視してしまった」感染経路は「思い当たることがありません」

[ 2020年4月15日 22:37 ]

富川悠太アナウンサー
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 メインキャスターの富川悠太アナウンサー(43)の新型コロナウイルス感染が発表されたテレビ朝日「報道ステーション」(月~金曜後9・54)が15日の放送で、富川アナのコメントを発表した。

 富川アナは12日に感染が発表され、現在入院中。これに伴い同番組の全スタッフが自宅待機になり、他番組のスタッフを緊急動員して番組の放送を続けるなど大きな影響が出ている。

 さらにこの日の放送で、同番組スタッフ2人の感染を発表。局内の感染拡大に対し、富川アナは「番組で繰り返し感染予防を呼び掛けていた立場にもかかわらず、このような事態を招き、視聴者の皆様、関係者の皆様に大変なご迷惑をおかけしました。申し訳ございません」と謝罪コメントを発表。「すぐに平熱になったことから、発熱を軽視してしまい、上司や会社に報告せず、出演を続けたことを深く反省しています」と自身の行動を悔やんだ。

 「視聴者の皆様からは、多数のお叱りの電話やメールを会社にいただいていると聞いています。これらを真摯(し)に受け止めたいと思っております」と重ねておわび。「なお、3月下旬から大人数で飲食する機会もなく、外部での取材もなかったので、感染経路については思い当たることがありません」とした。

 富川アナは今月3~4日に38度の発熱。すぐ熱が下がり、平熱が続いたことから6日に通常出勤した。しかし7日の本番中にたんが絡み、かすれ声に。翌日から息切れを感じるようになったが、9日まで出演を続けた。10日に息苦しさが続き、東京都内の病院に入院。CT検査で肺炎の症状が見られ、11日にPCR検査を受け、陽性が確認された。

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2020年4月15日のニュース